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ステンドグラス

揺るがない心で

「揺れ動く地に立ちて・・・」と歌う賛美は、まさに、地が揺れ動く地震のなかから生まれた歌なのだそうです。
私たちの人生には、まるで地震のように足元が揺れ動くようなさまざまな場面に直面します。家庭の崩壊、経済的な破綻、また健康に不安を覚える、そのようななかで、私たちはどう対応したらいいのか分からなくなることがあります。私たちは、さまざまな変化するもの、動くものに目を留めていると、自分自身もグラグラ揺れて心まで動揺してしまう、ということがあると思います。
しかし、聖書は『イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です』と語っています。このイエス・キリストに私たちの心が固定されているならば、心は揺れ動くことがないとの確信をいただいて生きることができるのです。

神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

目標をめざして

新しい年には、それぞれが何らかの目標をたててスタートすることでしょう。ゴールのないレースなど考えられないように、一年を目標なしに歩むというのもまた考えられことです。
ましてや、人生というレースに目標がはっきりしないとしたらどうでしょうか。そして、何を目標とし、その目標をどのへんに置いているかということは、さらに大事なことだと思うのです。

聖書に登場するパウロという人物が、『神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走るのです』と語っています。
私たちも、空しい生き方ではなく、永遠の目標を明確に持った人生を歩んでいきたいものです。イエス・キリストは、その道を開いてくださったのです。

神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

史上最大のビッグ・ニュース

「クリスマスは、歴史上最低の出来事でした」と言った人がいます。
というのは、すべての人の救い主の誕生という史上最大のビック・ニュースが、社会的地位が最低に属するとされていた羊飼いに最初に告げられたという驚くべき出来事だったからです。
しかも、産み落とされた場所が、臭気ぷんぷんたる家畜小屋の飼葉おけの中だったというのはもっと大きな驚きです。
実は、臭気に満ちた醜悪ともいえる人間の心に、救い主イエス・キリストは宿ってくださるのです。そして、その場に讃美が響き渡り、神の栄光がその場を照 らしたように、私たちの汚れた心をも輝くものに変えてくださるのです。そこに、クリスマスのメッセージがあるのです。

神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

揺るがない心の支え

「2011年3月11日以来、日本は変わったと言われます。日本(人)の誇り、依りどころとしてきたもの、たとえば科学技術、経済力、世界一の安全などが、揺らいでしまいました。何に、どこに、揺るがない心の支えを求めていったらよいのでしょうか。今までとは違った価値観、心豊かな生き方の構築の必要が叫ばれ続けています。変わらない、目に見えない心の豊かさ、確かさが切に求められています。
そんな中で、旧約聖書の詩編の御言葉が支えとなっています。
『わたしの助けは来る。天地を造られた主のもとから。どうか、主があなたを助けて、足がよろめかないようにし、まどろむことなく見守ってくださるように』。このような神を心の支えにするところに、確かさがあるのです。

神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

一人ひとりを大切に

「聖書には、どんなことが書いてあるの」との問いかけをうけることがあります。「一言で言うと、天地宇宙を造られた神さまは、ひとり子イエス・キリストさまの大切な命を犠牲にして、私たち一人ひとりを愛いして大切にしていてくださることが書かれているのです」と答えます。

「大切」という言葉は、「大きく切る」と読めますが、もともとは「ねんごろ」とか「ひたすら」という意味があり、「かけがえのないものとして心から愛する」ということです。
愛の神であるイエス・キリストさまは、あなたをかけがえのない人として大切にしていてくださるのです。『わたしは、とこしえの愛をもってあなたを愛し、変わることなく慈しみを注ぐ』(聖書)。

神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

私たちの居場所は

「聖書には、どんなことが書いてあるの」との問いかけをうけることがあります。「一言で言うと、天地宇宙を造られた神さまは、ひとり子イエス・キリストさまの大切な命を犠牲にして、私たち一人ひとりを愛いして大切にしていてくださることが書かれているのです」と答えます。

「大切」という言葉は、「大きく切る」と読めますが、もともとは「ねんごろ」とか「ひたすら」という意味があり、「かけがえのないものとして心から愛する」ということです。
愛の神であるイエス・キリストさまは、あなたをかけがえのない人として大切にしていてくださるのです。『わたしは、とこしえの愛をもってあなたを愛し、変わることなく慈しみを注ぐ』(聖書)。

神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

再生可能エネルギ-

「バイオマス発電」という言葉をよく耳にします。これは「太陽エネルギ-による光合成で自らを作り出すことのできる植物体で集合した一定量がエネルギ-として利用できるもの」をいうのだそうです。

バイオエネルギ-が注目されているのは、一つは二酸化炭素が実質的にゼロだからだそうです。もう一つの理由は、「再生可能エネルギ-」と呼ばれているように、燃料のほとんどが廃棄物で、それが再生可能エネルギ-となることがわかり、ゴミどころか、実は大変貴重なものであることが明らかとなったからです。

自分など何の役にも立たないと思い込んでいる人がおられますか。愛の神に生かされている喜びと感謝に生きるならば、周囲に感化を与えるエネルギ-的存在となることができるのです。

神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

真の絆・繋がりはどこに

近ごろ「絆」とか「繋がり」という言葉が、頻繁に伝わってきます。温かいイメ-ジの言葉です。しかし聞きようによっては、この時代の悲鳴のような感じもします。つまり、その対極にある孤独な世界が、色濃くなっているということでもあるからです。「孤族」という言葉も登場しているほどです。そう考えると、インタ-ネット、交流サイト、ツイッタ-、携帯メ-ルを通して繋がりを求める人たちの気持ちが理解できます。

ここでぜひ知っていただきたいことがあります。たとえ良い話し相手が与えられなかったとしても、『友よ』と呼びかけ、『わたしは、あなたがたをみなしごにはしておかない』(聖書)と言ってくださるイエス・キリストがおられるということです。このお方との関係こそが真の絆であり、繋がりなのです。

神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

笑う門には福音が

年の初めに、「笑う門に福音が」というご挨拶をいただきました。
思わず笑ってしまいました。笑えそうにない厳しい年明けだったので、「あえて」という意味をこめてのことだったのかもしれません。
赤ちゃんは生まれてしばらくすると、誰に教えられたわけではないはずなのに、実にあどけない微笑みを浮かべます。これをエンジェル・スマイルというのだそうです。

聖書の中の詩編に、『そのときには、わたしたちの口に笑いが、舌に喜びの歌が満ちるであろう』と歌われています。この笑いは、束縛からの解放の喜びを表しています。自由とされた喜びの表現です。最近は多くの人の顔から笑顔が消えつつあると言われています。
今こそ、イエス・キリストによって罪やこの世のしがらみから解放されて、ぜひ、笑顔を取り戻したいものです。

神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

将来は明るい

年の初めにはいろいろ計画を立てたり、目標を掲げたりします。ただそれが、私の計画、私の目標と言う前に、神の計画は何だろうかということに思いを向けていくことがより大切なことです。 これについて、聖書に記されている私たちに対する神のご計画を紹介します。『わたしは、あなたがたのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災わいの計画ではない。将来と希望を与えるものである』と宣言されています。 私たちを愛してやまない、生きておられる真の神を信じるとは、神は災いと見えることをも含めて、すべてのことを益に変えてくださると信じることなのです。そういう意味で、私たちの将来はいつも明るいのです。 神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

グッド・ニュ-ス

もう完全に日本語になってしまっている「ニュ-ス」という言葉は、英語で「NEWS」と書きますが、東西南北の頭文字を集めたものだと言われたりします。ニュ-スは東西南北から集められ、東西南北に伝えられるということでしょうか。

ところで、全ての人の救い主イエス・キリストの誕生のニュ-スは、世界中すべての人々のためのものでした。それは長い間、多くの人が待ちこがれていたニュ-スだったのです。それが、他のどんなニュ-スにもまさってグッド・ニュ-スであることは、今も変わりません。

『今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである』(聖書)。
神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

ボランティアの祝福

16年前の阪神淡路大震災のとき、遠くから近くからボランティアの人々が駆けつけ、無償の奉仕を喜んでささげてくださいました。今年の東日本大震災においても、祈りと支援金と時間と労力がささげられています。
そこには、ボランティアが生み出す多くの祝福があります。

ある専門家が、「明確な説明はまだされていないが、他人を支援することは、強力な健康促進剤になる。他人を思いやることによって目的意識が高まり、生きがいを感じるからである」と語っていました。聖書には、「愛によって互いに仕えなさい」とありますが、ここに大きな祝福があるのです。
神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

心を支えをしっかり

今、私たちが生きる時代、「どのように生きるか」が切実に問われています。
それを受けて、東京の築地にある聖路加国際病院の理事長で、99歳にしてなお現役の医者である日野原重明さんは、「それは、人のいのちは天から与えられたもの、大切に生きること、もうひとつは、長い人生いろいろなことがある。心の支えをしっかり持つこと」と語られました。

心の支えとは何でしょう。人生でどんな事に直面しても、それを乗り越えていく心の支え、それは、聖書を通して啓示されている天地の創造主である神です。この神が自ら人となって現れてくださったのが、イエス・キリスト様なのです。

神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

揺らぐことはない

恐ろしい災害、自然の力の前に、私たちは無力を感じます。この度の東日本大震災がもたらした被害は、人知を超えています。

そうした中で、「災害の悲惨さ、傷は深く残ります。
・・・この度の大震災は、多くの人が生きることの意味を問いかけています。そして、他者への愛、困った人への援助に熱心になりました」とは、被災された方の言葉です。

つぎのような聖書の御言葉を頼りに祈っています。『山が移り、丘が揺らぐこともあろう。しかし、わたしの慈しみはあなたから移らず、わたしの結ぶ平和の契約が揺らぐことはないと、あなたを憐れむ主は言われる。』

神戸中央教会 牧師 川原﨑晃

ほほえみ+ありがとう

物が言えない私は 有難うのかわりにほほえむ
朝から何回もほほえむ
苦しいときも 悲しいときも 心からほほえむ
(瞬きの詩人 水野源三の詩集より)

ほほえむこと、そして「ありがとう」の一言、この中に人生を変えてしまうほどの力がありますね。この度の東日本大震災で被災された方々が、笑顔と感謝の言葉を交わしておられるニュ-スを拝見しました。

将来と希望を与えてくださる神さまがおられます。私たちは、勇気を失うことなく、ほほえみと感謝をもって歩んでいきたいものです。
神戸中央教会 牧師 川原﨑晃