聖 書
そこでルツは出かけて行き、刈る者たちの後に付いて畑で落ち穂拾いをした。そこは、図らずもエリメレクの氏族に当たるボアズの畑の一角であった。(ルツ記 2章3節)
礼拝音源(35.5MB)
礼拝順序
前 奏 | ||
招 詞 | 詩編25編8〜9節 | 司 会 者 |
頌 栄 | 29 | 一同起立 |
祈 祷 | 司 会 者 | |
主 祷 | 93-5 A | 一 同 |
交 読 | 詩編41編 | |
会衆祈祷 | 一 同 | |
聖 書 | ルツ 2章1〜23節 | |
使徒信条 | 93-4 1A | 一 同 |
牧会祈祷 | 鎌野直人副牧師 | |
宣 教 | 「偶然はあるのか」 | 鎌野直人副牧師 |
祈 祷 | ||
賛 美 | 414 | 一同起立 |
7月誕生者祝福 | ||
感謝献金 | ||
奏 楽 | ||
頌 栄 | 27 | 一同起立 |
祝 祷 | 鎌野直人副牧師 | |
後 奏 |
宣教要旨
1 偶然なのか
ルツは自ら進んで落ち穂拾いを申し出た。彼女は自分を受け入れてくれる刈る者の後について落ち穂拾いを始めた。それはエリメレクの親戚であるボアズの畑であった。その日、ボアズも畑の様子を見に来た。彼は見たことのない若い女に気づき、彼女のことを尋ねると、監督する者はナオミと一緒にモアブの野から帰ってきたモアブの娘である、彼女が自分から申し出て、一生懸命、働いている、と伝えた。
2 ルツを知るボアズ
ボアズはルツを守るために、自分の畑から落ち穂を拾うように語った。外国人差別が当たり前の世界で、同じ氏族の家族を養う責任を果たそうとした。ボアズは、ルツがナオミと共に帰ってきたことを知っていたので、ルツに主の祝福があるように祈った。自らが奴隷以下の外国人寄留者に過ぎないと考えるルツに対して、ボアズはさらに食を備え、彼女をいじめから守るだけではなく通常以上のものを与えるよう指示した。
3 主の介入に気づく
ルツはボアズが何者か知らなかった。一方、ナオミは偶然から始まった出来事に、自分たち家族への主の慈しみを見出し、主の手のわざに気付き始めた。偶然はある。しかし、ボアズとルツそれぞれが置かれていたところで忠実に歩んだからこそ、神の摂理がナオミの目に見えるようになり、彼らは思いもよらぬ形で神のわざに関与するのだ。