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礼拝メッセージ

仕えるために(2023.10.8)

聖 書

人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのと同じように。(マタイによる福音書 20章28節)

礼拝音源(32.0MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ書48章17節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 83 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編59編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マタイ20章17〜28節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野かをり副牧師
宣  教 「仕えるために」 鎌野かをり副牧師
祈  祷
献 児 式
賛  美 564 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野かをり副牧師
後  奏

宣教要旨

この聖書の箇所にはイエスがこの世界に来られた目的が書かれている。

1.受難の告知
イエスはエルサレムに上る途中、12弟子にこれからご自分の身に起こる出来事について話された。それは、十字架への道の苦しみと苦難と復活についてである。しかし、弟子たちはその真意を悟ることができなかった。

2.ゼベダイの息子たちと母
ゼベダイの息子たちと母がイエスのところへ来た。母は、息子たちが御国でイエスの右と左に座れるように、と願い出た。イエスは、あなたがたは間違った求めをしていると指摘する。御国の王座の右と左に座ることは、父なる神によって備えられた人たちに父が与えられるからだ。聞いた他の弟子たちは二人に腹を立てた。

3.仕えるために
弟子たちの中で、誰が偉いのかと権力争いをする様子を見たイエスは、この世の支配者のようになってはならないと言われた。偉くなりたい者は仕える者に、頭になりたい者はしもべになる。イエスがメシヤとして仕えるために、多くの人の身代金としてご自分の命を与えるためにこの世界に来られたからである。仕えるとは、奉仕、奉仕者と訳されることばである。イエスは私たちに仕えて、命を与えて下さった。その恵みのゆえに、私たちは与えられている賜物を用いて、イエスのように仕える者として奉仕するよう招かれている。

代価を払って買い取られた者(2023.10.1)

聖 書

知らないのですか。あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり、あなたがたはもはや自分自身のものではないのです。(1コリント 6章19節)

礼拝音源(35.5MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 1コリント1章30節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 56 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編57編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント6章12〜20節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「代価を払って買い取られた者」 仁科共子牧師
祈  祷
聖 餐 式 49
10月誕生者祝福 ヨハネ15章9節
賛  美 513 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

パウロはコリントの信徒たちの不品行の罪を指摘しました。そして、キリストを信じて罪を悔い改めるなら命の道に生きることができると教えました。

Ⅰ.すべてのことが益になるわけではない
キリストを信じたものには、「すべてのことが許されているが、すべてのことが益になるわけではない。」ですから、益になることを選んで生きるようにと教えています。「体は主のためにあり、主は体のためにおられる」のであり、主と同じ復活の命に生きています。

Ⅱ.キリストの体の一部とされた
キリストの復活の命に生かされているキリスト者は、キリストの体の一部となりました。それは、主との交わりに生き、主と一つにされて生きることです。そのキリストの体を自分の欲によって不品行な生き方のために使ってはならないと教えています。

Ⅲ.神が代価を払って神のものとされた
神がキリストという代価を払って、私たちを罪の奴隷から買い取り、神のものとしてくださいました。そして、聖霊を与えてくださり、神の栄光を現すものとして生きるようにしてくださったのです。
私たちもキリストという代価によって買い取られて神のものとなりました。私たちは、主の聖餐を受けるときこの恵みを覚えて感謝します。私たちの生活を通して神の栄光が現されていきますように、主の導きに従って生活しましょう。

礼拝ご案内・行事予定(2023年10月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉がわかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

 

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日) 第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:00 第2礼拝 :AM 10:45 ~ 11:45 第3礼拝 :PM 5:00 ~ 6:00 ○成人科プログラム (毎週日曜日) AM9:30 ~ 10:15 楽しい聖書の学び 1階集会室にて お話は毎回完結します。 いつでもお入りください。
1日(日) 第1聖日 世界聖餐日礼拝
「代価を払って買い取られた者」
1コリント6章19節
岩を土台とする生涯
マタイ7:24~27
鎌野 健一
8日(日) 第2聖日 神学校デー礼拝
「仕えるために」
マタイによる福音書20章28節
四つの種
マタイ13:1~9,18~23
鎌野 健一
15日(日) 第3聖日 教会学校デー礼拝
「神は誰を用いるのか」
サムエル記上1章16節
七回を七十倍するまで
マタイ18:21~35
増永 茂
22日(日) 第4聖日 伝道礼拝・オープンチャペル
「悲しみから喜びへ」
ルカによる福音書7章13節
祈りと証し
29日(日) 第5聖日 宗教改革記念の日礼拝・オープンチャペル
「イエスを見て喜んだ人たち」
ルカによる福音書24章36節
主の再臨に備える
マタイ25:1~13
鎌野 健一

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~11:30、PM 7:00 ~ 8:00

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを神さまに感謝するものです。

10月行事予定

■ 1日(第1聖日)世界聖餐日礼拝 聖餐式  避難訓練
■ 8日(第2聖日)神学校デー礼拝 役員会
■15日(第3聖日)教会学校デー礼拝
■22日(第4聖日)伝道礼拝 オープンチャペル
■29日(第5聖日)宗教改革記念の日礼拝 オープンチャペル

11月行事予定

■ 5日(第1聖日)聖徒の日合同記念礼拝 バルナバミッション祈祷会 教会学校教師研修会3
■12日(第2聖日)幼児成長祝福礼拝 役員会
■19日(第3聖日)礼拝 ハロスマ・ジャンボリー
■26日(第4聖日)収穫感謝日礼拝・伝道礼拝 大掃除

イエスに会って喜んだ人(2023.9.24)

聖 書

ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエスを迎えた。(ルカによる福音書 19:6)

礼拝音源(34.2MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編103編3〜4節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 72 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編56編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書19章1〜10節
使徒信条 93-4 1A 一  同
証 し
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「イエスに会って喜んだ人」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 461 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

私たちは人生の中で出会った人によって、大きな転機を迎えることがあります。

1 イエス様を見たいと思ったザアカイ
イエス様がエリコという町に行かれた時、そこでもたくさんの人がイエス様を見ようとして集まってきました。その中に徴税人のザアカイという人がいました。彼も、他の人と同じようにイエス様を見たいと思って人々が集まっているところにやってきました。でも、彼は背が低かったので群衆に遮られてしまい見ることが出来ませんでした。

2ザアカイとイエス様の出会い
ザアカイの背が低かったからというだけでなく、当時税金を集める仕事をしていた人たちは不正に税金を集めて私腹を肥やしていた人が多く、人々から嫌われていました。それで、ザアカイを助けてくれなかったようです。ザアカイは、こっそり木の上からイエス様を見ようとしました。ところが、ザアカイがいる木の下にイエス様がこられた時、木の上を見上げて「ザアカイ、降りてきなさい。あなたの家に泊まることにしている」と言われました。イエス様がザアカイに目をとめて声をかけられたのです。

3 喜んでイエス様を迎えたザアカイ
イエス様を自分のところに迎えたザアカイは、転機を迎えました。心を入れ替えて新しい生き方を始めたのです。喜んで、貧しい人を助け、不正に取り立てたものを償うと言いました。イエス様と出会って彼の生き方が変わったのです。

聖なる者とされている(2023.9.17)

聖 書

あなたがたの中にはそのような者もいました。しかし、主イエス・キリストの名と私たちの神の霊によって洗われ、聖なる者とされ、義とされたのです。(1コリント 6章11節)

礼拝音源(31.0MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 イザヤ書60章2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 464 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編55編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 6章1〜11節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「聖なる者とされている」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 518 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

キリストが過越の小羊としてすでに屠られたので、そのキリストによる贖いによって神の恵みに与っている者とされている、だから古いパン種を取り除いて新しい生き方をするようにとパウロは教えました。(5章7節)
1.キリスト共に世を裁く者
キリストを信じたものは聖なる者とされており、終わりの時にキリストが世を裁かれる時、一緒にこの世を裁く者とされています。それで、教会内の争いを裁くことができるのに、それをしようとしていないことをパウロは責めています。

2.兄弟の間の争いを仲裁する者
「きょうだいたち」とパウロが言っている教会のクリスチャンたちの間に争いがあることを指摘します。それは大きな争いではなく、日常の生活をめぐる争いでした。そのような争いを仲裁する者がいないことを責め、クリスチャンではない人たちに争いを裁かせようとしていることを嘆いています。

3.聖なる者とされ、義とされている
5章11節に述べたような不正を行う者は「神の国を受け継ぐことはできない」ことを再び取り上げます。そして、「あなたがたの中にはそのような者もいました。しかし、・・・」と、そのような者であったが、すでに「聖なる者とされ、義とされた」と受けている恵みを確認させます。それは、「主イエス・キリストの名と私たちの神の霊によって」であり、人の知恵や努力によるのではありません。「洗われ」て聖められ、それによって神に「義と」認められました。聖なる者としての歩みを導いていただきましょう。

あがなうとは(2023.9.10)

聖 書

するとその親戚の人は言った。「私には買い戻すことはできません。私が先祖から受け継いだ地を損なうことになります。親戚として私が果たすべき責任はあなたが果たしてください。私は買い戻すことはできません。」(ルツ記 4章6節)

礼拝音源(31.6MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 イザヤ書43章1節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 464 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編54編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルツ記 4章1〜17節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「あがなうとは」 鎌野直人副牧師
祈  祷
長寿祝福・感謝の時 民数記6章24〜26節
賛  美 309 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1 払うべき犠牲
ベツレヘムの門でボアズは長老たちの前で親戚の人とナオミがエリメレクの土地を売ろうとしていることを説明し、氏族の土地を保持するために土地をナオミとともに買い取るよう求めた。すべてが自分のものとなると考えた彼は了解した。ところが、家の名を残すためにルツも買い取る必要があることを聞き、彼は辞退した。自らの相続地を損なう可能性があったからだ。「あがなう」とは家族関係のゆえに自らすすんで犠牲を払い、リスクを取る行為である。
2 生み出すいのち
ボアズは、エリメレクの二人の息子の相続地と共に、ルツをも買い取り、マフロンの名を残す責任を果たすと誓った。証人たちは、ルツと彼女から生まれる子を祝福し、エフラタとベツレヘムの名が示唆する実り豊かな家となるように祈った。主はルツに男の子を与え、女たちはナオミを喜んだ。家への責任が果たされ、ナオミの将来も備えられたからだ。これはナオミへの献身を全うした嫁によって実現した。そして、ナオミは自らのあがない主、オベデを胸に抱いて育てた。
3 多くの実を結ぶ
息子を失ったナオミに七人の息子にまさる嫁が与えられ、その家は実を結び、その結果、暗闇と混乱のイスラエルに秩序といのちをもたらすダビデ王の先祖が生まれた。ルツはこのような多くの実を結ぶ道を開いたが、彼女は表舞台からは消えていった。このようにして、一粒の麦の死が多くの実を生んだのだ(ヨハネ12:24)。

昼も夜も進んでいく(2023.9.3)

聖 書

主は彼らの先を歩まれ、昼も夜も歩めるよう、昼は雲の柱によって彼らを導き、夜は火の柱によって彼らを照らされた。(出エジプト13章21節)

礼拝音源(31.6MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編136編1節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 464 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編53編
会衆祈祷 一  同
聖  書 出エジプト記13章17〜22節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「昼も夜も進んでいく」 仁科共子牧師
祈  祷
9月誕生者祝福 詩編125編1〜2節
賛  美 463 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

出エジプトの時の出来事から、神様がイスラエル人たちをご自分の民として、どのように導かれたかということから恵みをいただきたいと思います。

1 民のことをよく理解して導かれた
神様はイスラエル人たちが、「戦いを目前にして後悔し、エジプトへ戻るかもしれないと考えて」あえて近道ではない道を選ばれました。民たちの弱さをよくわかっておられ、配慮された導きでした。

2イスラエル人たちは、神様が顧みてくださることを知っていた
イスラエル人たちがエジプトを離れる時、「モーセはヨセフの骨を携えていた。」と、あります。ヨセフが葬られて400年くらい経っていたのに、「神は必ずあなた方を顧みられる」とヨセフを通して神様が約束されたことを、代々教えられ、知っていたのです。

3主なる神はイスラエルとともに進まれた
「主は彼らの先を歩まれ」その行くべき道を導かれました。また「昼も夜も歩めるように」雲の柱によって導き、火の柱によって彼らを照らしてくださいました。そして、「彼らを離れることはなかった。」のです。太陽が照りつける昼も、暗闇の夜も進むことができるように導かれました。
私たちも、教会創立からの77年間を、私たちを離れることのない神様に導いていただきました。これからも、神様に導かれて昼も夜も進んでいきましょう。

慈しみと豊かな贖い(2023.8.27)

聖 書

イスラエルよ、主を待ち望め。主のもとに慈しみがあり そのもとに豊かな贖いがある。 (詩編 130編7節)

礼拝音源(42.7MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 申命記4章31節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 481 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編51編
会衆祈祷 一  同
聖  書 詩編130編1~8節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「慈しみと豊かな贖い」 第2    大塚篤師
第1、第3 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 456 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1 悔い改めの叫び (1~4節)
詩人は、「深い淵の底からあなたに叫びます」(1)と主のあわれみを求めて祈っています。私たちは、かつて深い淵の底のような暗黒の中でもがき、苦しみ絶望の淵をさ迷っていた者です。詩人は、主を呼び求める声をあげ(2)、「主よ、あなたが過ちに目を留めるなら、…だれが耐えられましょう」と自らの罪深さを覚え、ただ主のあわれみを求めています。4節「しかし、赦しはあなたのもとにあります」(4)と主の赦しの恵みに目を向けています。

2 主とそのみ言葉への待ち望み(5~6節)
「私は主を望みます」(5)と、詩人は、主とその御言葉を切に待ち望んでいます。詩人は「夜回りが朝を待つにも増して」(6)と夜回りが朝を待つ様子と比較して、切に主を待ち望んでいることを告げています。

3 主のもとにある慈しみと豊かな贖い(7~8節)
詩人は、イスラエルの民に向って「イスラエルよ、主を待ち望め」と呼びかけ、
「主のもとに慈しみがあり、そのもとに豊かな贖いがある」(7)と人々に自分
の体験を証ししています。主の贖いの恵みに与った者は、その恵みを誰かに伝え、共に喜びたいと思うものです。ですから、詩人は、主の慈しみと贖いの恵みの豊かさを自ら経験し、その確かさを人々に伝え、「イスラエルよ、主を待ち望め」と勧めているのです。 エフェソの信徒への手紙2章1~9節。

恵みと慈しみが続く人生(2023.8.20)

聖 書

命あるかぎり 恵みと慈しみが私を追う。私は主の家に住もう 日の続くかぎり。(詩編 23編6節)

礼拝音源(34.3MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編96編1〜2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 208 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編50編
会衆祈祷 一  同
聖  書 詩編23編1〜6節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「恵みと慈しみが続く人生」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 459 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1 羊飼いが羊の世話をするように
羊は弱い生き物で、世話をしてくれる人がいないと生きていくことができません。それで、羊飼いはよく気をつけて羊の世話をします。神様も羊飼いのように、私たちの世話をしてくださるのです。この詩編の作者は、自分の経験の中で、困難や危険なことがあっても、いつも一緒にいてくださり、守ってくださった。必要なものを備え、生活を祝福してくださった、と思い返しています。それを「主は私の羊飼い」と言う言葉で表現し、自分はその羊飼いに守られ、世話をしてもらっている羊のような存在だと言っています。

2 恵みと慈しみはいつまでも
この羊飼いのような神様は、生涯一緒にいてくださり、どこへ行っても神様の恵みと慈しみが追ってくるように続いていくと言っています。それはまた、この羊飼いのような神様の家に住んでいることだと言います。一生、神様の恵みと慈しみを受けて生きていくのだと言うのです。それは、安心と喜びに満ちた生活です。
「恵み」は神様から無代価で与えられるものです。羊飼いが羊の世話をするように、私たちが生きるためのすべてを与えてくださいます。「慈しみ」は弱い者を大切に思い、いたわる無償の愛です。この神様を「私の羊飼い」として、恵みと慈しみを受けて歩む人生を導いていただきましょう。

新しくされた者として(2023.8.13)

聖 書

新しい生地のままでいられるように、古いパン種をきれいに取り除きなさい。現に、あなたがたはパン種の入っていない者なのです。キリストが、私たちの過越の小羊として屠られたからです。 (1コリント5章7節)

礼拝音源(34.3MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編100編1〜2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 351 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編49編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 5章1〜13節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「新しくされた者として」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 520 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1 パウロ、罪を指摘する
パウロはコリントの教会の中に、不品行の罪を犯すものたちがいることと、そのことを容認していることが問題だと指摘します。それは、当時のコリントの社会の中では、当然のこととして受け入れられていました。そしてそれが、教会の中にも影響を与えていたのです。パウロは、彼らが主の日に救われるために彼らの罪を裁いたと言います。

2 古いパン種を取り除きなさい
わずかのパン種でも粉全体を膨らませるように、小さな罪でも全体に及んでいくことをあげて、古いパン種や悪意と邪悪なパン種を取り除くようにと命じます。それは、古い考え方や習慣を離れて、イエス・キリストによって与えられた命に生きることを教えているのです。それが、イエス・キリストの十字架の死による贖いと復活による永遠の命に生きることです。

3 邪悪なこの世にあって、新しくされた者として生きる
この世の人々と交際をしないでいるようにと教えているのではなく、教会の中にいる不品行な行いをする人たちを避けるようにと教えます。それは、イエス・キリストを信じて新しく生きる者とされたクリスチャンは、この世で生きていく者であり、邪悪なこの世にあって、聖なるものとされた生き方をするようにと言っているのです。それが世にあってキリストを証しする新しくされた者の生き方なのです。

誠実であるとは(2023.8.6)

聖 書

ボアズは言った。「あなたは主に祝福されるように。娘さん。この度のあなたの誠実さは、以前にも増して尊いものです。(ルツ記 3章10節a)

礼拝音源(36MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 ルカ 2章14節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 17 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編48編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルツ記 3章1〜18節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「誠実であるとは」 鎌野直人副牧師
祈  祷
8月誕生者祝福 詩編37編3〜4節
賛  美 505 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1 ナオミのことばを行うルツ
ルツがボアズに出会ったことを聞いたナオミは、彼女の安らぎの場所のために、ボアズがいる麦打ち場に行くように命じた。彼に求婚を示唆する行動をルツが行うことによって、ボアズの指示を待つためだ。ルツはナオミのことばを受け入れ、それに従った。ボアズがどのように言うのか、分からない中でも、ルツは勇気をもって従った。

2 ルツのことばを行うボアズ
夜中に目を覚ましたボアズは、足もとに寝ている女性に驚いた。ルツはボアズに対して、自分たちの家を絶やさぬ責任あるボアズに助けを求めて来たと答えた。エリメレクの家を救おうと行動したルツの誠実さは、先の彼女の誠実さにまさるとボアズは考えた。さらに、異邦人でありながら、人々からは立派な女性と認められているルツのことばをすべて行うとも約束した。ただし、ボアズが依頼された働きを全うできるかは未確定である。ボアズも誠実にこの問題に向き合うのだ。翌朝、ルツはボアズのことばに従い、大麦を受け取って町へ戻り、ナオミに報告し、ボアズの次の行動を待った。

神の誠実さに気がついたナオミから始まった出来事は、誠実なルツとボアズの勇気ある行動を通して進み始めた。計画通りに人が動くか、どうか不確定であるにもかかわらず、神の誠実さに気づいたからこそ、そのように行動したのだ。これは、死者の中からのイエスのよみがえりという神の誠実さの福音を知る私たちに対するチャレンジだ。

キリストのために働く(2023.7.30)

聖 書

こういうわけですから、人は私たちをキリストに仕える者、神の秘義の管理者と考えるべきです。 (1コリント 4章1節)

礼拝音源(38MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編30編5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編47編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 4章1〜21節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「キリストのために働く」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 567 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

パウロはコリントの信徒たちに、「キリストに仕える者、神の秘義の管理者」であるパウロたちの生き方に倣うように勧めます。

1 忠実に、謙遜に仕える
 パウロは「仕える者、管理者」に求められることは忠実であることだと言います。それは、この務めを委ねられた神様に対する忠実さです。また、「書いてあることを越えない」こと、神様のみ言葉に教えられる通りに謙遜に生きることを教えます。そうするとき、高ぶることも人を蔑むこともなくキリストに仕える者として生活することができるのです。

2 生みの父、養育者として仕える
パウロは、コリントの信徒たちに厳しい口調で語りますが、それは「愛する私の子どもとして諭すためなのです。」と、父親が子どもに対するような愛をもって彼らに、キリストのものとして成長し、仕える者になって欲しいという思いを伝えます。

3キリスト・イエスにある生き方に倣うように
パウロは私のような生き方をして欲しいと、コリントの信徒たちに語ります。それは、迫害にあっても忠実に従う生き方です。そのためにテモテを遣わして、パウロがキリストに倣って生きている生き方を伝えようとしました。それは、キリストが教えられたように生き、キリストのために働く生き方です。

逆風が来ても安心(2023.7.23)

聖 書

イエスが舟に乗り込まれると、風は静まった。弟子たちは心の中で非常に驚いた。(マルコ 6章51節)

礼拝音源(31.4MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編55編23節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編46編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マルコ 6章45〜52節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「逆風が来ても安心」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 433 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

I 働くことと休むこと
イエス様が弟子たちを舟に乗せ、向こう岸へ行かせたのは彼らを休ませるためでした。それは、群衆がイエス様を探してやってきたので、休むことを後回しにして彼らのために働いたからです。イエス様も弟子たちも休むことが必要でした。

II 逆風に悩まされている弟子たちを助けに行かれる
イエス様より先に向こう岸へ渡ろうとしていた弟子たちは、湖の真ん中で漕ぎ悩んでいました。逆風が強くて進むことが難しかったのです。イエス様はそれを見て、湖の上を歩いて近づいて行かれました。弟子たちは、イエス様が水の上を歩いて来るなどということは考えてもいなかったので、イエス様だとわかりませんでした。それで、恐れたのです。イエス様にそんなことができるとは思っていなかったのです。でも、それはイエス様でした。助けは思いがけないところから来ました。
III 舟に迎え入れる
イエス様は恐れている弟子たちに「安心しなさい。私だ。恐れることはない。」と声をかけられました。それで、弟子たちはイエス様を舟に迎え入れました。その時、逆風は静まりました。神であるイエス様の力が現されたのです。
私たちも、自分の中にイエス様を迎え入れましょう。そして、イエス様によって逆風の中にも安心できる生活を与えていただきましょう。

共に歩まれる主(2023/7/16)

聖 書

すると主は言われた。「私自身が共に歩み、あなたに安息を与える。」(出エジプト記 33章14節)

礼拝音源(30.7MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 ゼファニア書 3章17節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編44編
会衆祈祷 一  同
聖  書 出エジプト 33章12~16節
使徒信条 93-4 1A 一  同
教団信仰告白
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「共に歩まれる主」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 463 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

今日は、私たちの教団が創立した日を覚えて礼拝します。

I今まで共に歩まれた主
私たちの教団は、出エジプト記33章14節のみ言葉を教団標語聖句として創立されました。このみ言葉は、イスラエルの民がエジプトから導き出され、主なる神様が与えると約束された地へ出発するときにモーセに与えられたみ言葉です。この言葉の通りに神様はモーセと共にいて、民を導いてくださいました。私たちの教団もその同じ信仰に立ち、共に歩んでくださる神様に導かれました。

II今も共に歩んでくださる主
イスラエルの民達がどのようであっても、どんなことが起こっても、主なる神様は彼らを見捨てず見放さず導かれました。今の時代を生きる私たちには、多くの困難や課題があります。それでも、今も変わらない神様が私たちと共にいて導いてくださり、共に歩んでくださっています。

IIIこれからも共に歩んでくださる主
神様はイスラエルの民達の中に住み、彼らとともに歩まれました。そして、彼らは神様に特別に選ばれた民となりました。私たちが、今の時代に生きていくとき、困難は続き不安なことも多くあります。このような時代の中にあっても、主なる神様は、神の国の民とされた私たちと共に歩み続けてくださいます。

キリストを土台とする人生(2023.7.10)

聖 書

イエス・キリストというすでに据えられている土台のほかに、誰も他の土台を据えることはできないからです。(1コリント 3章11節)

礼拝音源(30.7MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 コロサイ 2章7節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編42編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 3章10〜22節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「キリストを土台とする人生」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 390 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

パウロはクリスチャンたちを神の建物にたとえてクリスチャンの生き方を教えます。

I 土台はキリスト
パウロは「土台を据えた」と言い、その土台はイエス・キリストであると言いました。それは「神から受けた恵みによって」であり「賢い建築家のように」据えたのです。そして、いろいろな材料でその土台の上に建物を建てていく、それがクリスチャンの人生です。「金・銀・宝石」は永続的なものを指し、「木・草・わら」は長くは続かないものを表しています。土台は、揺るぐことのないキリストですが、どんな材料でどのように建てていくか注意して建てなければなりません。終わりの日にどのような建物であるかが明らかにされるからです。

II 神の神殿となっている
クリスチャンの人生を建物にたとえた後、クリスチャンは「神の神殿」であると教えます。神の霊がその人のうちに住んでおられるからです。キリストによって神と共に生きるものとしての人生を歩ませていただいているのです。

III すべてはあなた方のもの
この世の知恵で自分は知者だと誇るのではなく、神の知恵によって考えるようにと再び諭します。そうする時、すべてのものが神から与えられ、キリストのもの、神のものとして一つとされていることがわかり、分派はなくなるのです。