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礼拝メッセージ

愛によって造り上げられる(2024.2.18)

聖 書

偶像に献げた肉について言えば、私たちは皆、知識を持っている、ということは確かです。しかし、知識は人を高ぶらせるのに対して、愛は人を造り上げます。(1コリント 8章1節)

礼拝音源(32.9MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ書48章17節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 6 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編84編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 8章1〜13節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「愛によって造り上げられる」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 520 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 唯一の神以外に神はいない
コリントの町には偶像がたくさんありました。そして、その偶像に献げられた肉が、市場でも売られていたようです。それで、コリントの信徒からパウロに、偶像に献げた肉を食べることについて質問しました。それに対する答えとして、「偶像の神はいない」ことを私たちは知っていると言いました。偶像の神はいないのだから、偶像に献げた肉を食べても問題ではないというのです。

2. 良心が弱い人と強い人
「良心が弱い人」とは、信仰がまだ、未熟な人を指しています。たくさんの偶像があるコリントの町で生活してきた人たちは、偶像の影響を受けています。信仰が成長していかなければ、正しい知識を伝えても信仰による行動ができません。弱い良心の人に対する配慮が必要だと言っています。

3. 知識ではなく愛によって
偶像に献げた肉を食べることについて、唯一の神を信じている者には、食べなくても不利にはならず、食べても有利にはならないとパウロは答えます。けれども、信仰がまだ成長しておらず、偶像の影響を受けてきた良心の弱い人たちのことを思いやり、良心の強い人の行動が彼らのつまずきとならないように配慮することが大切だと教えます。それは、愛の配慮であり、この愛が人を成長させ、造り上げていきます。神の愛に導かれて、共に成長させていただきましょう。

ひたすら主に仕える(2024.2.11)

聖 書

このように私が言うのは、あなたがたの益のためであって、あなたがたを束縛するためではありません。むしろ、あなたがたが品位を保ち、ひたすら主に仕えるようになるためなのです。(1コリント 7章35節)

礼拝音源(29.9MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編121編4~5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 2 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編81編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 7章25〜39節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「ひたすら主に仕える」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 528 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 現状にとどまるのがよい
未婚の人たちに、「迫っている危機」があるので、現状にとどまっているのがよいと言いました。けれども、結婚してはならないと言っているのではありません。結婚している人も現状のままでいるようにと言っています。また、結婚しても罪を犯すことにはならないので、結婚してもよいといっています。ただ、結婚する人たちが苦労を負うことになるので、結婚しないで一人でいるほうがよいと勧めています。

2. 時が縮まっている
「危機が迫っている」とパウロは感じていたのでしょう。それで、過ぎ去っていくこの世のものにとらわれて思い煩わないで、主に仕えるようにと勧めています。

3. ひたすら主につかえるために
独身の人は、主のことに心を遣うが、結婚している人は世のことに心を遣い、心が分かれてしまう。それで、独身でいるほうがよいと言っています。けれども、それは独身でなければならないというのではなく、主に仕えることを妨げるような結婚であれば、ふさわしくないということです。未婚であっても、結婚していても主に仕えるために心を遣うようにと勧めているのです。
主に喜ばれるように、と主のことに心を遣い、ひたすら主に仕える者としての歩みを導いていただきましょう。

ヨルダン川を渡る信仰を(2024.2.4)

聖 書

全地の主である主の箱を担いだ祭司たちの足の裏がヨルダン川の水につかるや、上流から流れて来るヨルダン川の水がせき止められ、一つの堰(せき)ができるだろう。」(ヨシュア記 3章13節)

礼拝音源(28.5MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ書45章22節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 16 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編80編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨシュア記 3章7〜17節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「ヨルダン川を渡る信仰を」 仁科共子牧師
祈  祷
2月誕生者祝福 詩編16編10~11節
賛  美 517 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. モーセの後継者ヨシュア
イスラエルの民たちの荒れ野での40年の旅が終わり、モーセが死んだ後、ヨシュアが後継者としてたてられました。神様はヨシュアに、モーセと共にいたようにヨシュアと共にいると約束されました。また、イスラエルの民たちがそのことをはっきりと知るようにすると言われました。

2. 生ける神が入っていく地に住んでいる人々を追い払ってくださる
ヨシュアは神様から告げられたヨルダン川を渡る方法をイスラエルの人たちに伝えます。それは、祭司たちが主の契約の箱を担いでヨルダン川を民たちの先に立って渡っていくというものでした。それによって、神様が彼らの中におられ、入っていく地の人々を必ず追い払ってくださることを知る、と伝えました。主の契約の箱についていくというのは、主に従って進んでいくことを意味しています。

3. 主が語られたとおりに進んで行った
神様がヨシュアに告げられた通りに、祭司たちが主の契約の箱を担いで先頭に立って進み、祭司たちの足が川の水につかったとき、神様が言われたとおりに水がせき止められました。そして、民たちはヨルダン川を渡りました。目に見えるところが進めないように思える時でも、神様が導いてくださるなら、信じて進むことが大切です。私たちも、彼らがヨルダン川を渡った時と同じ神様への信仰をいただいてすすませていただきましょう。

礼拝ご案内・行事予定(2024年2月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉がわかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日) 第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:00 第2礼拝 :AM 10:45 ~ 11:45 第3礼拝 :PM 5:00 ~ 6:00 ○成人科プログラム (毎週日曜日) AM9:30 ~ 10:15 楽しい聖書の学び 1階集会室にて お話は毎回完結します。 いつでもお入りください。
4日(日) 第1聖日 教会総会礼拝
「ヨルダン川を渡る信仰を」
ヨシュア記3章7〜17節
子どものように
マタイ18:1~5
増永 茂
11日(日) 第2聖日 礼拝
「ひたすら主に仕える」
1コリント7章25〜39節
仕える生き方
マタイ20:20~28
鎌野 健一
18日(日) 第3聖日 礼拝
「愛によって造り上げられる」
1コリント8章1〜13節
祈りと証し
25日(日) 第4聖日 伝道礼拝
「あなたを招くことば」
マルコによる福音書1章14〜20節
一番大切な戒め
マタイ22:34~40
鎌野 健一

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~11:30、PM 7:00 ~ 8:00

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを神さまに感謝するものです。

2月行事予定

■ 4日(第1聖日)教会総会礼拝、教会総会(定期総会)
■11日(第2聖日)礼拝 役員会
■18日(第3聖日)礼拝、教会学校教師研修会4
■25日(第4聖日)伝道礼拝、Happy Sheep

3月行事予定

■ 3日(第1聖日)礼拝 聖餐式
■ 10日(第2聖日)礼拝
■ 17日(第3聖日)礼拝 Happy Sheep
■ 24日(第4聖日)パームサンデー伝道礼拝  
■ 31日(第5聖日)イースター感謝礼拝 

生涯、主に背負われて(2024.1.28)

聖 書

あなたがたが年老いるまで、私は神。あなたがたが白髪になるまで、私は背負う。私が造った。私が担おう。私が背負って、救い出そう。 (イザヤ書  46章4節)

礼拝音源(28.5MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編68編20節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 11 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編78編1~16節
会衆祈祷 一  同
聖  書 イザヤ書 46章3〜4節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「生涯、主に背負われて 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 442 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

神様はどんな時も私たちを担って運んでいてくださいます。
1. 産まれた時から神が担っていてくださる
神様はイスラエルの民たちに、彼らが産まれた時から、彼らを担い運んでいると言われました。この「担う」は継続的に行動する意味を含んでいます。産まれた時からずっと、神様が運んでいてくださる人生を歩むようにしてくださっているのです。
2. 偶像は人によって運ばれる
この言葉の前の46章1節には人間に運ばれる、イスラエルの民たちが捕囚となっていたバビロンの偶像について語っています。バビロンは後にペルシアによって滅ぼされます。その時、逃げていくバビロンの人々は偶像を運んで逃げていくというのです。そして彼らを助けるはずの偶像がかえって足手まといとなっていくことを語っています。人に運ばれなければ動けない偶像は頼りになりません。
3. 年老いるまで神が担ってくださる
産まれた時からイスラエルの民たちを運ぶ方は、彼らの神です。生涯ずっと担って運んでくださると約束されています。

私たちが知らなかった時から、私たちを愛し、背負って運んでくださっている神様に信頼し、背負われている恵みに感謝して歩ませていただきましょう。

主と人の前で(2024.1.21)

聖 書

私は私の心と思いのとおりに行う忠実な祭司を立て、その家を確かなものにする。彼は生涯、私が油を注ぐ者の前を歩む。サムエル記上 2章35節)

礼拝音源(34.9MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編32編1〜2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 79 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編77編
会衆祈祷 一  同
聖  書 サムエル記上2章12〜36節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「主と人の前で 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 441 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 二組の若者
エリの二人の息子は主と祭司の働きに無頓着であった。供えものから規定以上の取り分を得ようとして、忠実であろうとした民に横暴に振る舞った。それは主の前で大きな罪だった。対照的に、子どもサムエルは将来の働きを示唆するエフォドと上着を着るとともに、その両親はエリから祝福を受け、主の前で成長した。

2. 主と人
エリは息子たちの悪いうわさを聞いたので、聖所で問題を起こしている彼らを断罪した。人の前のみならず主の前で罪を犯した彼らを執りなすことができる存在はもはやいない。こう警告されても、二人は父のことばを聞こうとはしなかった。彼らを滅ぼすという主のみこころが働いていたのだ。一方で、サムエルは、主と人の前で喜ばれる者になった。こうして、二組の若者は逆の方向の道を歩んだ。

3. 二つの家
エリの息子たちの罪の深刻さのゆえに神の人が遣わされた。出エジプトの際に、エリの家は祭司の働きとささげ物を受け取る特権を主から特別に与えられたのに、その特権をないがしろにした。エリが神よりも自分の息子を重んじたのだ。それゆえ、主はエリの家を軽んじ、その家は悲劇的な終わりを迎える。一方で、主は王国の設立に参与する忠実な祭司の家を建てる。自分に不釣り合いの賜物を主から受けていることを忘れる者は、主の選びの恵みをないがしろにし、滅びへと向かう。

そのままで新しく生きる(2024.1.14)

聖 書

きょうだいたち、おのおの召されたときの状態で、神の前にとどまっていなさい。(コリントの信徒への手紙一 7章24節)

礼拝音源(29.6MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 哀歌3章22〜23節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 127 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編76編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント7章17〜24節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「そのままで新しく生きる 仁科共子牧師
祈  祷
はたち祝福式
賛  美 440 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 霊によって一致して歩む
キリストの体として一人一人が結び合わされて、一致して歩むことを教えています。それは、キリストの体は一つだからです。イエス・キリストを信じた人は、キリストの体である教会の部分として生きていきます。そして、一つの聖霊によって一つにされ、キリストの体である教会としての歩みをしていくのです。

2. 違う賜物が与えられて一つにされる
「キリストの賜物の秤に従って」それぞれに賜物が与えられます。そして、違う務めを与えられます。その一人一人が結び合わされて、それぞれの働きをしてキリストの体が造り上げられていきます。一人一人に違う賜物が与えられるのは、それらが体全体を成長させるために、必要だからです。そして、その違いが結び合わされるときあらゆる点で成長していきます。

3. 愛の内に造り上げられてゆく
キリストによって、一人一人は結び合わされます。違っている部分はそれぞれの分に応じて働いて体を成長させていきます。それが、キリストにあってキリストのものとされた私たちにふさわしい歩みです。このような歩みは聖霊によってできることです。私たち一人一人が結び合わされて、キリストの体として歩ませていただきましょう。

キリストの体として歩む(2024.1.7)

聖 書

キリストによって、体全体は、支えとなるすべての節々でつなぎ合わされ、一つに結び合わされて、それぞれの部分は分に応じて働いて、体を成長させ、愛の内に造り上げられてゆくのです。(エフェソの信徒への手紙 4章16節)

礼拝音源(30.6MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編100編1〜3節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 55 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編75編
会衆祈祷 一  同
聖  書 エフェソの信徒へ手紙 4章1〜16節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「キリストの体として歩む 仁科共子牧師
祈  祷
1月誕生者祝福 ヨハネの手紙 三 1章2節
賛  美 411 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 霊によって一致して歩む
キリストの体として一人一人が結び合わされて、一致して歩むことを教えています。それは、キリストの体は一つだからです。イエス・キリストを信じた人は、キリストの体である教会の部分として生きていきます。そして、一つの聖霊によって一つにされ、キリストの体である教会としての歩みをしていくのです。

2. 違う賜物が与えられて一つにされる
「キリストの賜物の秤に従って」それぞれに賜物が与えられます。そして、違う務めを与えられます。その一人一人が結び合わされて、それぞれの働きをしてキリストの体が造り上げられていきます。一人一人に違う賜物が与えられるのは、それらが体全体を成長させるために、必要だからです。そして、その違いが結び合わされるときあらゆる点で成長していきます。

3. 愛の内に造り上げられてゆく
キリストによって、一人一人は結び合わされます。違っている部分はそれぞれの分に応じて働いて体を成長させていきます。それが、キリストにあってキリストのものとされた私たちにふさわしい歩みです。このような歩みは聖霊によってできることです。私たち一人一人が結び合わされて、キリストの体として歩ませていただきましょう。

神の平和に守られて生活する(2024.1.1)

聖 書

そうすれば、あらゆる人知を超えた神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスにあって守るでしょう。(フィリピ4章7節)

礼拝音源(32MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編96編1節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 7 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編74編
会衆祈祷 一  同
聖  書 フィリピの信徒への手紙 4章4~9節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「神の平和に守られて生活する 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 460 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 主にあって
この手紙は、「キリスト・イエスにあるすべての聖なる者たち」へ書かれています。「キリスト・イエスにある人」とは、イエス様がかかわって下さり、イエス様との交わりの中に生きている人のことです。その人たちに、「主にある」生き方として、喜びをもって生きることを教えています。
2.主にある喜びで生活する
イエス様との交わりの中に生活していく人は、「主にあって」喜ぶことができます。そして、どんなことの中にも失われないこの喜びをもって生活していくことができます。そうする時、他の人たちはその姿を見て、主キリスト・イエスにある喜びの生き方を知るようになるのです。
3. 神の平和が守ってくださる
私たちが主にあって喜びをもって生きていく時、神様の平和が、キリスト・イエスにあって私たちの心と考えを守ってくださいます。そのために「何事も思い煩わないで、どんな場合にも、感謝を込めて祈りと願いを献げ」ます。このキリスト・イエスにある人の祈りに神様はこたえてくださり、平和を与えてくださって、思い煩うことのない生活を与えてくださいます。
新しく始まるこの年、神の平和にまもられて、キリスト・イエスにあって喜びの生活を歩ませていただきましょう。

逆さまの王国の到来(2023.12.31)

聖 書

弱い者を塵の中から立ち上がらせ 貧しい者を芥の中から引き上げ 高貴な者と共に座らせ 栄光の座を継がせてくださいます。 (サムエル記上2章8節)

礼拝音源(37MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編103編22節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 7 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編72編
会衆祈祷 一  同
聖  書 サムエル記上 1章20節~2章11節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「逆さまの王国の到来 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 256 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 誕生
主は子のいないハンナを顧み、彼女は男の子を産んだ。ハンナが主に願って与えられた子を、彼女はサムエルと呼んだ。その年もエルカナ一家はシロに巡礼に行くが、ハンナは子が乳離れするまで行かなかった。乳離れしたあと、自らが子を連れて行き、主に誓ったように彼を主の前に留めおくためであった。

2.ハンナと主とサムエル
乳離れの時がきた。ハンナはサムエルを連れ、誓願のささげ物と共にシロに行った。ハンナは祈りにおいて主に子を願い、主は彼女が願った子を与えてくださった。だからこそ、彼女は主の賜物であるサムエルを主に委ね、今度はサムエルが民のために主に祈り願う存在とした。

3. 逆さまの王国のしるし
ハンナは主に感謝の祈りを歌った。比類なき聖なる神が、見捨てられていたハンナに救いをもたらしてくださったからこそ、彼女は喜ぶし、人々は驕ってはならない。まことに主は強者を貶め、弱者に力を与えて、逆さまの王国をもたらす。支配者である主が弱者をも強者と共に座に着かせ、揺るぎない正義を打ち立てる。主はご自身の秩序を生み出す王を通して正義を実現する。サムエルの誕生はこの王国のしるしである。さらに、マリアによるイエスの誕生も、イエスの働きも主の正義がなる逆さまの王国の到来のしるしである。強い方が低くなってくださったからだ。

喜び、神を賛美する(2023.12.24)

聖 書

羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の告げたとおりだったので、神を崇め、賛美しながら帰って行った。(ルカによる福音書 2章20節)

礼拝音源(32MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編149編3~4節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 258 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編72編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書 2章8~20節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「喜び、神を賛美する」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 263 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 「大きな喜び」を告げられた
イエス様が生まれた時、主の天使が羊飼いたちにそのことを告げました。突然の出来事に彼らは恐れましたが、それは彼らが待ち望んでいた救い主が生まれたという、喜びの知らせでした。そして、羊飼いたちは、この知らせを告げた天使と天の大軍が神を賛美するのを聞きました。

2. 羊飼いたちは知らされたことを見にいった
天使たちが去って行ったあと、知らされた出来事を見るために羊飼いたちは出かけました。そして、告げられた通りの「飼い葉桶で寝ている乳飲み子」を見つけました。天使が告げたことが本当だった、とわかった羊飼いたちは、自分たちが見て確かめた喜びの知らせを他の人々に知らせました。

3. 羊飼いたちは神を崇め、賛美した
救い主としてイエス様が生まれたことを告げた天使たちは、神の栄光が現わされ、地の上に神の平和が与えられたことを賛美しました。その賛美を聞いて乳飲み子のイエス様を見に行った羊飼いたちは、天使が告げたとおりだったことを知って、同じように神を賛美しました。
天使は「すべての民に与えられる大きな喜びを告げる」と言いました。今私たちにも、この大きな喜びが与えられます。イエス様を私の救い主として信じて救いを受け取り、喜びをもって神を賛美しましょう。

全ての人に備えられた救い(2023.12.17)

聖 書

これは万民の前に備えられた救いで 異邦人を照らす啓示の光 あなたの民イスラエルの栄光です。(ルカによる福音書2章31~32節)

礼拝音源(32MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 エフェソ 2章4~5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 299 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編71編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書 2章22~38節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「全ての人に備えられた救い」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 247 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1.律法のとおりに主に献げられる
イエス様の両親は、律法の定めに従ってイエス様を主に献げました。それは、人としてこの世に来てくださり、人として生きてくださったことを証ししています。献げものからも、へりくだって貧しくなってくださったことがわかります。

2.救い主を待ち望んでいた人たち
聖霊によってメシアを見るまでは死なないと告げられていたシメオンは、救い主メシアを待ち望んでいました。その人がイエス様を見た時、この幼子こそメシアだとわかり、神様を褒め称えました。ちょうどその時、神殿を離れずに神に仕えていたアンナという預言者もイエス様を見て感謝を捧げました。彼女もメシアを待ち望んでいた人であり、同じように待ち望んでいた人々に伝えました。

3.全ての人に備えられた救い
シメオンは、幼子を見て「主の救いを見た」と、約束されていたメシアを見ることができたと言いました。この救いは「万民のために備えられた救い」だと言いました。それは、異邦人にもイスラエル人にとっても救い主となられた方だからです。イスラエルの人々にとっては神の民としての回復を、そして異邦人も同じように神の民として、神と共に生きることができる命を与えてくださるのです。神に背き、神と無関係に生きていた者を、神のものとしてくださる。それが、イエス様によって与えられる救いです。この恵みを感謝して受けとり、神と共に歩みましょう。

全能の神(2023.12.10)

聖 書

神にできないことは何一つない。(ルカによる福音書1章37節)

礼拝音源(32MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編37編4~5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 83 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編69編1~19節
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書1章26~38節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野かをり副牧師
宣  教 「全能の神」 鎌野かをり副牧師
祈  祷
賛  美 298 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野かをり副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 全能の神
神が全能なお方であるというのは、神にとって不可能なこと、お出来にならないことは何一つないということ。神が語られた言葉、神が語られた事柄はそのようになるということ。神の約束は必ずその通りに実現するということです。全能の神は、神の御心を、神のご計画されていることを、人を用いて行われるのです。クリスマスの出来事は、神が全能であられることが現されています。それらの出来事は、私たちの目には不思議と思えるような出来事です。

2. 全能の神を信じる
「神にはできないことは何一つない。」と天使から聞いたマリアは、「お言葉どおりこの身になりますように。」と答えました。マリアはみことばを聞き、受け止め、従いました。神が語られたことは必ず実現する、だから神の語られたことが私のうちになされるようにと、信仰によって受け入れたのです。聞くことから信仰は生まれ、信仰によって従うことが出来るのです。2000年前、神は預言者によって語られていた救い主、イエス・キリストをこの世に遣わされました。私たちの救いのためです。そのことが実現するために、マリアを選ばれたのです。神はご自分の御心を行うために、神の約束を実現するために、人を用いてその業なされます。みことばを聞き、全能の神を信じ、御心が私のうちになりますようにと応答する歩みをさせて頂きましょう。

イザヤが人々にこのことを伝えたのは、イエス様がこの世に生まれる700年以上も前のことでした。ユダヤ人たちは、希望を持ってこのことを伝えていきました。そして、イエス様の弟子たちはこの預言が成就したことを証しし伝え、多くの人がこの恵みを受けています。(使徒8:26〜40)

預言の成就(2023.12.3)

聖 書

主は彼を打ち砕くことを望まれ、病にかからせた。彼が自分の命を償いのいけにえとするならその子孫を見、長寿を得る。主の望みは彼の手によって成し遂げられる。(イザヤ書 53章10節)

礼拝音源(47.1MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編46編9節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 231 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編67編
会衆祈祷 一  同
聖  書 イザヤ書 53章1~12節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「預言の成就」 仁科共子牧師
祈  祷
聖 餐 式 新49
12月誕生者祝福 詩編4編8〜9節
賛  美 298 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

イザヤは神様から告げられたことを人々に伝える預言者として仕えました。この53章には、罪の贖いの捧げ物としてその命を捧げられたイエス様のことが書かれています。

1. 私たちの身代わりとして
私たちは神様を離れ「羊の群れのようにさまよい、それぞれ自分の道に向かって行った」者でした。主なる神様は、そのような私たちの全ての過ちをイエス様に負わせられました。イエス様が私たちの身代わりに負ってくださったので、私たちは癒され、平安が与えられたのです。

2. 神のみこころを成し遂げられた
イエス様が病を負い、打ち砕かれることは神様の御心でした。虐げられ、苦しめられても口を開かず、弁護も抗議もしないでその苦しみを従順に受け入れられました。こうして、イエス様は私たちのための償いのささげ物としてその命を捧げてくださり、みこころを成し遂げられたのです。

3. イザヤによって伝えられた神様の計画は実現した
イザヤが人々にこのことを伝えたのは、イエス様がこの世に生まれる700年以上も前のことでした。ユダヤ人たちは、希望を持ってこのことを伝えていきました。そして、イエス様の弟子たちはこの預言が成就したことを証しし伝え、多くの人がこの恵みを受けています。(使徒8:26〜40)

救わないことで救う(2023.11.26)

聖 書

「他人は救ったのに、自分は救えない。メシア、イスラエルの王、今すぐ十字架から降りるがいい。それを見たら、信じてやろう。」(マルコによる福音書15章31、32節)

礼拝音源(34.7MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 ペトロの手紙一2章25節 司 会 者
頌  栄 288 一同起立
賛  美 2 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編66編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マルコ 15章16〜32節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「救わないことで救う」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 299 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1 十字架に架けられる王
イエスはローマ帝国への反逆者として十字架に架けられた。兵士たちはユダヤ人の王、万歳、と語ったり、王としての服を着せたりして皮肉った。ゴルゴタへと送られたイエスは、ぶどう酒を受け取らず、十字架に架けられることを受け入れた。
2 十字架に架けられるダビデの子
イエスは服を奪われて、裸にされた。ユダヤ人の王と罪状書きに記され、二人の強盗が左右の十字架に架けられた。これこそがイエスの王座である。人々は頭を振り、イエスを罵った。詩編22編の通りの出来事がイエスこそダビデの子であることを指し示していた。本当の敵は人々の皮肉を用いてイエスの王であることを隠そうとする。しかし、全く抵抗しないことによって、イエスは本当の敵と戦った。
3 救わないことで救う
皮肉を語る人の口から溢れるのは真実である。イエスこそ、神殿を三日で建てるイスラエルの王であり、自分を救わないことで他人を救う。十字架から下りてこないことで敵を打ち破る。つまり、本当の敵はローマ帝国などの人ではなく、悪魔と罪の力である。その支配下にある人々は真実が分からず、皮肉を語ることしかできない。しかし、抵抗しないことによって敵に勝ったイエスが真実を明らかにする。このように、十字架は本当の敵が誰で、自分が誰の支配下にあり、救い主が誰かを示す。この福音を信じ、受け入れるとき、赦しと勝利があなたのものとなる。