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礼拝メッセージ

栄光は去った、しかし(2024.4.21)

聖 書

「栄光はイスラエルから去り、神の箱は奪われてしまった」と言った。 (サムエル記上 4章22節)

礼拝音源(30.3MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 イザヤ書 43章19節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 515 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編95編
会衆祈祷 一  同
聖  書 サムエル記上 4章1~22節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「栄光は去った、しかし」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 531 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1.敗北
主がサムエルを通して語られる時代、イスラエルはペリシテの地に攻め込んだ。しかし、彼らは敗北し、主が自分たちを打ち負かした事実に驚いた。そこで、主の契約の箱を戦場に持ち込めば、主が敵の手から救い出すと考えた。だから、イスラエルは勝利を確信し、ペリシテ人は神の到来を恐れたのだ。しかし、戦いは一瞬で終わり、イスラエルは敗北し、神の箱は奪われ、エリの二人の息子は死んだ。
2.死
敗北の知らせがシロに届けられた。目の見えないエリは叫び声を聞いてはじめて知らせが来たことを知った。敗北、戦死、息子たちの死、そして神の箱の略奪という知らせは彼を驚かせた。彼は倒れ、首を折り、死んだ。神の人が語ったように(2:34)、二人の息子は同じ日に死に、エリも死んだ。警告されたことが実現した。
3.栄光は去った
このことを聞いたピネハスの妻は突然に出産をした。跡継ぎの男の子が生まれたのに、彼女は落胆し、「栄光はイスラエルから去った」と、子をイ・カボドと名づけた。神の箱が奪われた、神はイスラエルにはおられない、と理解したからだ。しかし、彼女は間違っていた。神に問うこともせず、神は自分の思い通りに動くと誤解した民の上に、神の約束のことばが実現したからだ。このように、私たちから見る敗北は、不思議な神のわざに気がつくために神が与えたきっかけとなる。

福音に共にあずかるために(2023.4.14)

聖 書

福音のために、私はすべてのことをしています。福音に共にあずかる者となるためです。(1コリント 9章23節)

礼拝音源(30.3MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編100編4~5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 472 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編94編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 9章19~23節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「福音に共にあずかるために」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 458 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1.すべての人に仕える
使徒として福音を宣べ伝える使命を委ねられたパウロは、「そうせずにはいられないことだからです」と言いました。そのために、「すべての人の奴隷となりました」と言っています。福音を伝え、より多くの人が信じて救われるために、人に仕える者となったのです。

2. 違っているいろいろな人々を得るために
パウロが福音を伝えた人たちにはユダヤ人も、律法に従って生きている人も、律法を持っていない人もいました。弱い人もいました。彼は、その人たちそれぞれを理解し、寄り添い、尊重して福音を宣べ伝えました。いろいろな生き方をしている人たちが、福音を信じ、福音に生きるものとなるために、彼らと同じようになったと言うのです。

3. 福音に共にあずかる者となるために
パウロは「福音のためにすべてのことをしています」と言いました。つまり、福音によって生き、福音のために生きているのです。福音による生き方を伝えていく力は福音にあります。
私たちも、聖霊に導かれて、日常のすべてのことにおいて福音を表すものとされて伝えていくものとして生きていきましょう。

福音に生きる誇り(2024.4.7)

聖 書

しかし、私たちはこの権利を用いませんでした。かえってキリストの福音を妨げないように、すべてのことを耐え忍んでいます。
(1コリント 9章12節b)

礼拝音源(35.7MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編34編6~7節 司 会 者
頌  栄 113 一同起立
賛  美 11 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編93編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 9章1~18節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「福音に生きる誇り」 仁科共子牧師
祈  祷
奉仕者任命式
4月誕生者祝福 詩編2編2~3節
賛  美 402 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1.使徒パウロ
パウロはイエス様によって使徒として召されたと確信していました。しかし、パウロがイエス様と生活を共にしていた人ではないので、使徒ではないと批判する人たちがいました。それに対して、少なくともパウロによって福音を伝えられ、信じたコリントの信徒たちには使徒であると弁明しました。

2. キリストの福音を伝えるパウロの誇り
パウロは多くの例を挙げ、人はそれぞれ働きによって報酬を得ることは当然のことだと言います。そして、主は福音を宣べ伝える人たちも同じように福音によって生活の糧を得るように命じておられると話しました。しかし、パウロはその権利を用いずに福音を宣べ伝えることが、自分の誇りだと言いました。キリストの福音が妨げられることなく、伝えられていくためにそうしていると言うのです。

3. パウロにとっての報酬
パウロは、福音を宣べ伝える者として受けている報酬は、宣教者としての権利を用いず、無償で福音を伝えている生き方だと言っています。福音によって生きること、そして、権利を用いるためでも、生活の糧を得るためでもなく、無償で福音を伝えるために生きていることが、パウロの誇りでした。
私たちも、福音に生きる者とされていることを誇りとして、福音を伝える者としての歩みを導いていただきましょう。

復活なさったのだ(2024.3.31)

聖 書

あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられた頃、お話しになったことを思い出しなさい。(ルカによる福音書 24章6節)

礼拝音源(35.0MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編118編23~24節 司 会 者
頌  栄 326 一同起立
賛  美 11 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編92編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書 24章1~12節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「復活なさったのだ」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 323 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 主イエスの復活を伝えられた女たち
イエス様にずっと付いていた女たちは、イエス様が墓に葬られたのを見届けました。そして、安息日が終わった次の明け方早くに遺体に香油を塗るために墓へ行きました。けれども、イエス様の遺体はそこにはなく、輝く衣を着た二人の人がそばに立って、イエス様が復活されたと伝えました。

2. 主イエスの復活を使徒たちに伝えた女たち
イエス様が復活されたことを伝えられた女たちは、イエス様が話してくださった言葉を思い出し、イエス様が言われていた通りに復活されたと信じました。それで、彼女たちは、使徒たちや他の人たちに伝えました。けれども、使徒たちは、信じることができませんでした。彼らの中で、ペトロだけは墓へ走って行き、聞いた通り空になっている墓を見て驚きました。

3. イエス様の言葉によって
墓に行った女たちは、イエス様が話してくださった言葉を思い出して、復活されたことを受け入れました。しかし、使徒たちは、そのことを知らされても信じることができませんでした。復活されたイエス様は彼らに現れて、ご自分について書かれている聖書の言葉を悟らせ、信じることができるようにされました。今、私たちは復活されたイエス様を見ることはできませんが、聖書の言葉によって、知ることができます。イエス様は復活され、今も生きておられます。

十字架への道を進まれる(2024.3.24)

聖 書

イエスはこのように話してから、先に立って進み、エルサレムに上って行かれた。  (ルカによる福音書19章28節)

礼拝音源(35.0MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編24編 9~10節 司 会 者
頌  栄 297 一同起立
賛  美 11 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編91編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書 19章28~44節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「十字架への道を進まれる」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 481 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 神様が計画したとおりに
イエス様はエルサレムに上って行かれる前に、弟子たちに、ご自分が異邦人に引き渡されて殺されること、その三日後に復活することを話されました。この時の弟子たちは理解できなかったようですが、それは神様の計画でした。子ろばに乗ってエルサレムに向かって進んで行かれたのも、預言されていた神様の計画が実現するためでした。イエス様は、神様から遣わされた使命のためにエルサレムに上って行かれました。

2. 弟子たちの期待
イエス様に従っていた多くの弟子たちは、イエス様が神様から遣わされ、王となって異邦人の支配からイスラエルを解放し、国を復興される方だと期待していました。それで、イエス様がエルサレムに向かって進んで行かれるのを喜び、神様を賛美しました。しかし、神様の計画は、彼らが期待する以上のことでした。

3. 神の訪れの時
イエス様は、神様との平和への道を備えられました。けれども、その恵みを信じ受け入れることをしない人々が滅ぼされることを思い、悲しまれました。
イエス様がエルサレムに上って行かれたのは、私たちのために十字架で死なれるためです。私たちに永遠のいのちを与えるために十字架への道を進んで行かれたイエス様を信じ、信じるものとしての歩みを導いていただきましょう。

神の灯はまだ消えず(2024.3.17)

聖 書

エリは言った。「それは主だ。主の目に適うことを主が行われますように。」(サムエル記上3章18節b)

礼拝音源(35.0MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編105編1~2節 司 会 者
頌  栄 482 一同起立
賛  美 11 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編90編
会衆祈祷 一  同
聖  書 サムエル記上 3章1~21節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「神の灯はまだ消えず」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 51 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 消えかけている
シロの祭司エリは彼の時代を象徴するように目がかすんでいた。しかし、神の灯は消されてはいない。主の宮で寝ていたサムエルに主が呼びかけたからだ。サムエルは当初、それをエリのことばと誤解し、エリもそれに気づかなかった。しかし、エリは三度目に気づき、主のことばを初めて聞いたサムエルにアドバイスをした。

2. 新たに示される
四度目に主がサムエルのところに来られて、語ったとき、サムエルは、確信を持つことはできなかった。しかし、その声を聞こうとはした。そこで、主は神の人を通してエリに告げたことをみな行うとサムエルに語った。エリが自らに災いをもたらすことを息子たちがしているのに気づきながら、それを戒めなかったからだ。主のさばきをだれも止めることはできない。悪であることを知りつつ、何の対応もしない人に、神は来るべき厳しいさばきのことばを告げる。

3. 預言者の誕生
翌朝、主のお告げをエリに語ることを躊躇したサムエルに預言者として働くように求めた。そこで、サムエルはお告げをエリに伝えた。こうして、主のことばを自分では見聞きできなかったエリも、サムエルが預言者として成長するに必要な忠告は与えることができた。主のことばはもはや希なものではなくなり、新たな神の灯が登場した。時代が暗闇の中にあっても、神は自らの灯を消さない。

葬りの備え(2024.3.10)

聖 書

イエスは言われた。「この人のするままにさせておきなさい。私の埋葬の日のために、それを取っておいたのだ。(ヨハネ 12章7節)

礼拝音源(30.4MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編68編20~21節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 11 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編89編1~19節
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネによる福音書 12章1~8節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野かをり副牧師
宣  教 「葬りの備え」 鎌野かをり副牧師
祈  祷
賛  美 567 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野かをり副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 過越祭の六日前
過越祭とは、エジプトの王ファラオの奴隷であったイスラエルが、神さまによって救い出されたことを祝う時である。この祭りの六日前、イエスさまは弟子たちとベタニアに行かれた。イエスさまが夕食に招かれた席には、死からよみがえらされたラザロがいた。マルタは給仕をし、ラザロはホストとしておもてなしをしていた。

2.マリアの香油注ぎ
マリアは純粋で非常に高価な、ナルドの香油を一リトラ持ってきて、それをイエスさまの足に塗り、自分の髪の毛で拭った。彼女は最も高価なものをささげ、自らを最も低い者として、イエスさまに最上の歓迎をした。しかし、イスカリオテのユダはその香油を売って、貧しい人々に施すべきであったのにとマリアを責めた。正論に聞こえるが、彼は貧しい人のことを心にかけたのではなく、盗人である。

3. 葬りの備え
イエスさまはマリアの行動を喜んで受け入れられた。葬りの日のためにとっておいたものを今使っていると理解したからである。貧しい人々はいつも弟子たちと一緒にいるが、イエスさまが一緒にいる時は限られている。イエスさまの十字架を、マリアがどれだけ知っていたかはわからないが、イエスさまが、いのちを与えるために、葬られる過越の時にかなった行動となった。御霊の導きと助けによって今なすべきことをさせていただきましょう。

あなたはメシア、生ける神の子です(2024.3.3)

聖 書

シモン・ペトロが答えた。「あなたはメシア、生ける神の子です。」(マタイによる福音書 16章16節)

礼拝音源(35.8MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ書42章1節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 355 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編86編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マタイによる福音書 16章13~20節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「あなたはメシア、生ける神の子です」 仁科共子牧師
祈  祷
聖 餐 式 新49
3月誕生者祝福 ローマの信徒への手紙15章13節
賛  美 298 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. イエスの問いかけ
イエス様が町や村を回って御国の福音を宣べ伝え、多くの力あるわざをされたことで、広く知られるようになっていました。そのような時、イエス様は「人々が自分のことを何者だと言っているか」と聞かれました。また、「あなたがたは私を何者だと言うのか」とも尋ねられました。弟子たちが、どのように理解しているか確かめようとされたのです。

2. 弟子の答え
弟子の中のペトロがイエス様に答えました。「メシア」は、神に油を注がれた預言者、祭司、王となる方を意味し、天の御国を治める方であることを示しています。また「生きておられる神の御子」とイエスが神であると告白しています。イエス様はペトロがこの答えをしたのは、神様が与えてくださったと言われました。

3. 教会の土台
イエス様は、ペトロに対して「この岩の上に私の教会を建てよう」と言われました。イエス様が神様の御子であり、預言されていたメシアであるとの信仰の告白の上にご自身の教会を建て、天国の鍵を与えると言われたのです。この後、イエス様は、人の罪の身代わりに十字架で死なれ、復活することを弟子たちに伝えられ始めます。弟子たちのイエス様についての信仰を導かれ、教会を建てるために備えていかれました。私たちも同じ信仰の恵みをいただいて歩ませていただきましょう。

あなたを招くことば(2024.2.25)

聖 書

時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて、福音を信じなさい 」と言われた。(マルコ1章15節)

礼拝音源(33.3MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 ヨハネの黙示録 3章20節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 156 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編85編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マルコによる福音書 1章14〜20節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「あなたを招くことば」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 432 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 漁師を招くイエス
シモンとアンデレという兄弟だけの漁師も、雇い人を持つヤコブとヨハネも、それぞれがその伝統と責任を背負っていた。しかし、彼らは「私に付いて来なさい」というイエスの招きのことばを聞き、仕事と家を置いて、イエスに付いていった。

2. 神の王国と福音
イエスは、約束の時が到来し、天地創造の神がこの世界の支配者に立ち向かい、王となられる時がきた、と宣言した。このよい知らせ、福音は、世界の王である神が、世界を支配するローマ帝国を含めたあらゆる権力の背後にあって人を支配する悪魔に勝たれた、というものであった。この勝利は、イエスの到来を通して実現し、これまでの当たり前を変える。だからこそ、これまでのやり方を捨て、イエスと共に歩む道を選ぶようにと、イエスは人々を招いた。このことばが生み出す信仰によって人々が応答するためである。事実、漁師たちはイエスのことばに応えた。

3. あなたを招くことば
神はイエスのわざと十字架と復活を通して敵を打ち破り、王となられ、神の王国が到来する。このような大きな変化が訪れるという宣言が、天地を造られた神のことばとして私たちに語られている。そして、これまでとは異なった道を歩むように招く。漁師のように、私たちもこれまでの道を横におき、イエスを信じる者へと変えられる。このよい知らせが、あなたにハードルを越えさせるようにと祈る。

愛によって造り上げられる(2024.2.18)

聖 書

偶像に献げた肉について言えば、私たちは皆、知識を持っている、ということは確かです。しかし、知識は人を高ぶらせるのに対して、愛は人を造り上げます。(1コリント 8章1節)

礼拝音源(32.9MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ書48章17節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 6 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編84編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 8章1〜13節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「愛によって造り上げられる」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 520 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 唯一の神以外に神はいない
コリントの町には偶像がたくさんありました。そして、その偶像に献げられた肉が、市場でも売られていたようです。それで、コリントの信徒からパウロに、偶像に献げた肉を食べることについて質問しました。それに対する答えとして、「偶像の神はいない」ことを私たちは知っていると言いました。偶像の神はいないのだから、偶像に献げた肉を食べても問題ではないというのです。

2. 良心が弱い人と強い人
「良心が弱い人」とは、信仰がまだ、未熟な人を指しています。たくさんの偶像があるコリントの町で生活してきた人たちは、偶像の影響を受けています。信仰が成長していかなければ、正しい知識を伝えても信仰による行動ができません。弱い良心の人に対する配慮が必要だと言っています。

3. 知識ではなく愛によって
偶像に献げた肉を食べることについて、唯一の神を信じている者には、食べなくても不利にはならず、食べても有利にはならないとパウロは答えます。けれども、信仰がまだ成長しておらず、偶像の影響を受けてきた良心の弱い人たちのことを思いやり、良心の強い人の行動が彼らのつまずきとならないように配慮することが大切だと教えます。それは、愛の配慮であり、この愛が人を成長させ、造り上げていきます。神の愛に導かれて、共に成長させていただきましょう。

ひたすら主に仕える(2024.2.11)

聖 書

このように私が言うのは、あなたがたの益のためであって、あなたがたを束縛するためではありません。むしろ、あなたがたが品位を保ち、ひたすら主に仕えるようになるためなのです。(1コリント 7章35節)

礼拝音源(29.9MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編121編4~5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 2 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編81編
会衆祈祷 一  同
聖  書 1コリント 7章25〜39節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「ひたすら主に仕える」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 528 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 現状にとどまるのがよい
未婚の人たちに、「迫っている危機」があるので、現状にとどまっているのがよいと言いました。けれども、結婚してはならないと言っているのではありません。結婚している人も現状のままでいるようにと言っています。また、結婚しても罪を犯すことにはならないので、結婚してもよいといっています。ただ、結婚する人たちが苦労を負うことになるので、結婚しないで一人でいるほうがよいと勧めています。

2. 時が縮まっている
「危機が迫っている」とパウロは感じていたのでしょう。それで、過ぎ去っていくこの世のものにとらわれて思い煩わないで、主に仕えるようにと勧めています。

3. ひたすら主につかえるために
独身の人は、主のことに心を遣うが、結婚している人は世のことに心を遣い、心が分かれてしまう。それで、独身でいるほうがよいと言っています。けれども、それは独身でなければならないというのではなく、主に仕えることを妨げるような結婚であれば、ふさわしくないということです。未婚であっても、結婚していても主に仕えるために心を遣うようにと勧めているのです。
主に喜ばれるように、と主のことに心を遣い、ひたすら主に仕える者としての歩みを導いていただきましょう。

ヨルダン川を渡る信仰を(2024.2.4)

聖 書

全地の主である主の箱を担いだ祭司たちの足の裏がヨルダン川の水につかるや、上流から流れて来るヨルダン川の水がせき止められ、一つの堰(せき)ができるだろう。」(ヨシュア記 3章13節)

礼拝音源(28.5MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ書45章22節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 16 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編80編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨシュア記 3章7〜17節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「ヨルダン川を渡る信仰を」 仁科共子牧師
祈  祷
2月誕生者祝福 詩編16編10~11節
賛  美 517 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. モーセの後継者ヨシュア
イスラエルの民たちの荒れ野での40年の旅が終わり、モーセが死んだ後、ヨシュアが後継者としてたてられました。神様はヨシュアに、モーセと共にいたようにヨシュアと共にいると約束されました。また、イスラエルの民たちがそのことをはっきりと知るようにすると言われました。

2. 生ける神が入っていく地に住んでいる人々を追い払ってくださる
ヨシュアは神様から告げられたヨルダン川を渡る方法をイスラエルの人たちに伝えます。それは、祭司たちが主の契約の箱を担いでヨルダン川を民たちの先に立って渡っていくというものでした。それによって、神様が彼らの中におられ、入っていく地の人々を必ず追い払ってくださることを知る、と伝えました。主の契約の箱についていくというのは、主に従って進んでいくことを意味しています。

3. 主が語られたとおりに進んで行った
神様がヨシュアに告げられた通りに、祭司たちが主の契約の箱を担いで先頭に立って進み、祭司たちの足が川の水につかったとき、神様が言われたとおりに水がせき止められました。そして、民たちはヨルダン川を渡りました。目に見えるところが進めないように思える時でも、神様が導いてくださるなら、信じて進むことが大切です。私たちも、彼らがヨルダン川を渡った時と同じ神様への信仰をいただいてすすませていただきましょう。

礼拝ご案内・行事予定(2024年2月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉がわかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日) 第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:00 第2礼拝 :AM 10:45 ~ 11:45 第3礼拝 :PM 5:00 ~ 6:00 ○成人科プログラム (毎週日曜日) AM9:30 ~ 10:15 楽しい聖書の学び 1階集会室にて お話は毎回完結します。 いつでもお入りください。
4日(日) 第1聖日 教会総会礼拝
「ヨルダン川を渡る信仰を」
ヨシュア記3章7〜17節
子どものように
マタイ18:1~5
増永 茂
11日(日) 第2聖日 礼拝
「ひたすら主に仕える」
1コリント7章25〜39節
仕える生き方
マタイ20:20~28
鎌野 健一
18日(日) 第3聖日 礼拝
「愛によって造り上げられる」
1コリント8章1〜13節
祈りと証し
25日(日) 第4聖日 伝道礼拝
「あなたを招くことば」
マルコによる福音書1章14〜20節
一番大切な戒め
マタイ22:34~40
鎌野 健一

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~11:30、PM 7:00 ~ 8:00

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを神さまに感謝するものです。

2月行事予定

■ 4日(第1聖日)教会総会礼拝、教会総会(定期総会)
■11日(第2聖日)礼拝 役員会
■18日(第3聖日)礼拝、教会学校教師研修会4
■25日(第4聖日)伝道礼拝、Happy Sheep

3月行事予定

■ 3日(第1聖日)礼拝 聖餐式
■ 10日(第2聖日)礼拝
■ 17日(第3聖日)礼拝 Happy Sheep
■ 24日(第4聖日)パームサンデー伝道礼拝  
■ 31日(第5聖日)イースター感謝礼拝 

生涯、主に背負われて(2024.1.28)

聖 書

あなたがたが年老いるまで、私は神。あなたがたが白髪になるまで、私は背負う。私が造った。私が担おう。私が背負って、救い出そう。 (イザヤ書  46章4節)

礼拝音源(28.5MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編68編20節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 11 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編78編1~16節
会衆祈祷 一  同
聖  書 イザヤ書 46章3〜4節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「生涯、主に背負われて 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 442 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

神様はどんな時も私たちを担って運んでいてくださいます。
1. 産まれた時から神が担っていてくださる
神様はイスラエルの民たちに、彼らが産まれた時から、彼らを担い運んでいると言われました。この「担う」は継続的に行動する意味を含んでいます。産まれた時からずっと、神様が運んでいてくださる人生を歩むようにしてくださっているのです。
2. 偶像は人によって運ばれる
この言葉の前の46章1節には人間に運ばれる、イスラエルの民たちが捕囚となっていたバビロンの偶像について語っています。バビロンは後にペルシアによって滅ぼされます。その時、逃げていくバビロンの人々は偶像を運んで逃げていくというのです。そして彼らを助けるはずの偶像がかえって足手まといとなっていくことを語っています。人に運ばれなければ動けない偶像は頼りになりません。
3. 年老いるまで神が担ってくださる
産まれた時からイスラエルの民たちを運ぶ方は、彼らの神です。生涯ずっと担って運んでくださると約束されています。

私たちが知らなかった時から、私たちを愛し、背負って運んでくださっている神様に信頼し、背負われている恵みに感謝して歩ませていただきましょう。

主と人の前で(2024.1.21)

聖 書

私は私の心と思いのとおりに行う忠実な祭司を立て、その家を確かなものにする。彼は生涯、私が油を注ぐ者の前を歩む。サムエル記上 2章35節)

礼拝音源(34.9MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編32編1〜2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 79 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編77編
会衆祈祷 一  同
聖  書 サムエル記上2章12〜36節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「主と人の前で 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 441 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 二組の若者
エリの二人の息子は主と祭司の働きに無頓着であった。供えものから規定以上の取り分を得ようとして、忠実であろうとした民に横暴に振る舞った。それは主の前で大きな罪だった。対照的に、子どもサムエルは将来の働きを示唆するエフォドと上着を着るとともに、その両親はエリから祝福を受け、主の前で成長した。

2. 主と人
エリは息子たちの悪いうわさを聞いたので、聖所で問題を起こしている彼らを断罪した。人の前のみならず主の前で罪を犯した彼らを執りなすことができる存在はもはやいない。こう警告されても、二人は父のことばを聞こうとはしなかった。彼らを滅ぼすという主のみこころが働いていたのだ。一方で、サムエルは、主と人の前で喜ばれる者になった。こうして、二組の若者は逆の方向の道を歩んだ。

3. 二つの家
エリの息子たちの罪の深刻さのゆえに神の人が遣わされた。出エジプトの際に、エリの家は祭司の働きとささげ物を受け取る特権を主から特別に与えられたのに、その特権をないがしろにした。エリが神よりも自分の息子を重んじたのだ。それゆえ、主はエリの家を軽んじ、その家は悲劇的な終わりを迎える。一方で、主は王国の設立に参与する忠実な祭司の家を建てる。自分に不釣り合いの賜物を主から受けていることを忘れる者は、主の選びの恵みをないがしろにし、滅びへと向かう。