聖 書
女が、「主よ、誰も」と言うと、イエスは言われた。「私もあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはいけない。」(ヨハネ8章11節)
礼拝音源(25MB)
礼拝順序
前 奏 | ||
招 詞 | マタイ16章24節b | 司 会 者 |
頌 栄 | 29 | 一同起立 |
祈 祷 | 司 会 者 | |
主 祷 | 93-5 A | 一 同 |
交 読 | 詩編99編 | |
会衆祈祷 | 一 同 | |
聖 書 | ヨハネ8章1~11節 | |
使徒信条 | 93-4 1A | 一 同 |
牧会祈祷 | 川原﨑晃主管牧師 | |
宣 教 | 「解き放たれて」 | 川原﨑晃主管牧師 |
祈 祷 | ||
賛 美 | 481 | 一同起立 |
感謝献金 | ||
奏 楽 | ||
頌 栄 | 27 | 一同起立 |
祝 祷 | 川原﨑晃主管牧師 | |
後 奏 |
宣教要旨
この聖書箇所は、主イエスらしいことを語られ、主イエスらしいやり方で導いておられます。人が、その主イエスに向き合っていたか、また立ち留まっていたかによって、その後の歩みは大きく変わっていきました。
1.主イエスから離れる 1~9節
「律法学者やファリサイ派の人々」が裁こうとした対象は、「姦淫の現場で捉えられた女」に対してよりも、主イエスに対するものでした。主イエスを訴えることができるよう、巧妙に罠をしかけてきたのです(4~6節a)。それに対して主イエスは、彼らの罪を気づかせようとして、徹底して沈黙されました(6節b)。やがて主イエスが口を開いて言われたことは、彼らの偽善と悪意に満ちた心を鋭く指摘される言葉でした(7節)。
それを聞いた人々は、自分の良心に向き合ったままの状態で、主イエスから離れて行ったのです(9節)。主イエスの赦しに与るために、踏み留まることがなかったのです。
2.主イエスのもとに立ち留まる 9~11節
最期には、「イエス独りと、真ん中にいた女が残」りました。彼女は、主イエスと向き合って語り合っています(9~11節a)。主イエスは、「私もあなたを罪に定めない」と語られたように、真に罪を裁くお方であるからこそ、真に罪を赦すことができるお方なのです(11節b)。主イエスが、十字架上で叫び祈られた御声が聞こえてきます(ルカ23章34節、マルコ15章34節)。
私たちは、主イエスに立ち留まった女のように、罪から解き放たれ、「これからは、もう罪を犯してはいけない」(11節d)との御声を聞き、立ち上がらせていただくのです。