礼拝配信(10:45より配信が始まります)
聖 書
サムエルは民全体に言った。「主が選んだこの人を見たであろう。彼に並ぶ者は民のうちにいない。」
民は皆、喜び叫んだ。「王様、万歳。」 ( サムエル記上 10章24節 )
礼拝順序
前 奏 | ||
招 詞 | 詩編100編 1節~2節 | 司 会 者 |
頌 栄 | 29 | 一同起立 |
賛 美 | 83 | 一同起立 |
祈 祷 | 司 会 者 | |
主 祷 | 93-5 A | 一 同 |
交 読 | 詩編 138編 | |
会衆祈祷 | 一 同 | |
聖 書 | サムエル記上 10章17節~27節 | |
使徒信条 | 93-4 1A | 一 同 |
牧会祈祷 | 鎌野直人副牧師 | |
宣 教 | 「主の選び」 | 鎌野直人副牧師 |
祈 祷 | ||
賛 美 | 280 | 一同起立 |
感謝献金 | ||
奏 楽 | ||
頌 栄 | 27 | 一同起立 |
祝 祷 | 鎌野直人副牧師 | |
後 奏 |
宣教要旨
1. 民の要求を受け入れる神
民が王を求めたので、サムエルは、主のことばにしたがってサウルを王として任命した。その後、彼はミツパの聖所に民を集め、主のことばを語った。彼らが王を求めることは、出エジプトを通してイスラエルの王となり、あらゆる災難と苦難から救ってくださった主を退けることである。しかし、主は、民がご自身を退けているのを承知で、その要求を受け入れ、イスラエルに王を立てることにした。
2. 乗り気がしないサウルを選ぶ神
サムエルによって集められた代表者たちがくじを引き、小さな部族の中の小さな氏族に属するサウルが王として選ばれた。神が彼を選んだ。しかし、その場にいたサウルは隠れた。すでにサムエルから油を注がれた彼であったが、王となることに乗り気がしなかったのだ。一方で、主はサウルの場所を知っておられたので、人々は彼を見つけた。
3. サウルに期待しない民
サムエルは、サウルこそ主が選んだ者、比類なき存在だと語った。民もサウルを王として受け入れた。サムエルが民に王の統治方法(8:11-18)を語ったあと、民は主と契約を結んだ。一部の者は主に心動かされて、サウルに従っていった。一方で、サウルはだれも救えないと侮る者たちもいた。サウルに期待しない者も一定数いたのだ。
ものごとがすっきりしないような状況において、神はサウルを王として選んだ。神が人と共に歩むというリスクを、人を選ぶというリスクを取られたからだ。すっきりしない状況で神は人を選ぶ。世界のために神自らがリスクを負うからだ。