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2024年4月21日

栄光は去った、しかし(2024.4.21)

聖 書

「栄光はイスラエルから去り、神の箱は奪われてしまった」と言った。 (サムエル記上 4章22節)

礼拝音源(30.3MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 イザヤ書 43章19節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 515 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編95編
会衆祈祷 一  同
聖  書 サムエル記上 4章1~22節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「栄光は去った、しかし」 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 531 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1.敗北
主がサムエルを通して語られる時代、イスラエルはペリシテの地に攻め込んだ。しかし、彼らは敗北し、主が自分たちを打ち負かした事実に驚いた。そこで、主の契約の箱を戦場に持ち込めば、主が敵の手から救い出すと考えた。だから、イスラエルは勝利を確信し、ペリシテ人は神の到来を恐れたのだ。しかし、戦いは一瞬で終わり、イスラエルは敗北し、神の箱は奪われ、エリの二人の息子は死んだ。
2.死
敗北の知らせがシロに届けられた。目の見えないエリは叫び声を聞いてはじめて知らせが来たことを知った。敗北、戦死、息子たちの死、そして神の箱の略奪という知らせは彼を驚かせた。彼は倒れ、首を折り、死んだ。神の人が語ったように(2:34)、二人の息子は同じ日に死に、エリも死んだ。警告されたことが実現した。
3.栄光は去った
このことを聞いたピネハスの妻は突然に出産をした。跡継ぎの男の子が生まれたのに、彼女は落胆し、「栄光はイスラエルから去った」と、子をイ・カボドと名づけた。神の箱が奪われた、神はイスラエルにはおられない、と理解したからだ。しかし、彼女は間違っていた。神に問うこともせず、神は自分の思い通りに動くと誤解した民の上に、神の約束のことばが実現したからだ。このように、私たちから見る敗北は、不思議な神のわざに気がつくために神が与えたきっかけとなる。