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2024年1月21日

主と人の前で(2024.1.21)

聖 書

私は私の心と思いのとおりに行う忠実な祭司を立て、その家を確かなものにする。彼は生涯、私が油を注ぐ者の前を歩む。サムエル記上 2章35節)

礼拝音源(34.9MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編32編1〜2節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 79 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編77編
会衆祈祷 一  同
聖  書 サムエル記上2章12〜36節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「主と人の前で 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 441 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 二組の若者
エリの二人の息子は主と祭司の働きに無頓着であった。供えものから規定以上の取り分を得ようとして、忠実であろうとした民に横暴に振る舞った。それは主の前で大きな罪だった。対照的に、子どもサムエルは将来の働きを示唆するエフォドと上着を着るとともに、その両親はエリから祝福を受け、主の前で成長した。

2. 主と人
エリは息子たちの悪いうわさを聞いたので、聖所で問題を起こしている彼らを断罪した。人の前のみならず主の前で罪を犯した彼らを執りなすことができる存在はもはやいない。こう警告されても、二人は父のことばを聞こうとはしなかった。彼らを滅ぼすという主のみこころが働いていたのだ。一方で、サムエルは、主と人の前で喜ばれる者になった。こうして、二組の若者は逆の方向の道を歩んだ。

3. 二つの家
エリの息子たちの罪の深刻さのゆえに神の人が遣わされた。出エジプトの際に、エリの家は祭司の働きとささげ物を受け取る特権を主から特別に与えられたのに、その特権をないがしろにした。エリが神よりも自分の息子を重んじたのだ。それゆえ、主はエリの家を軽んじ、その家は悲劇的な終わりを迎える。一方で、主は王国の設立に参与する忠実な祭司の家を建てる。自分に不釣り合いの賜物を主から受けていることを忘れる者は、主の選びの恵みをないがしろにし、滅びへと向かう。