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2023年12月

逆さまの王国の到来(2023.12.31)

聖 書

弱い者を塵の中から立ち上がらせ 貧しい者を芥の中から引き上げ 高貴な者と共に座らせ 栄光の座を継がせてくださいます。 (サムエル記上2章8節)

礼拝音源(37MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編103編22節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 7 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編72編
会衆祈祷 一  同
聖  書 サムエル記上 1章20節~2章11節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野直人副牧師
宣  教 「逆さまの王国の到来 鎌野直人副牧師
祈  祷
賛  美 256 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野直人副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 誕生
主は子のいないハンナを顧み、彼女は男の子を産んだ。ハンナが主に願って与えられた子を、彼女はサムエルと呼んだ。その年もエルカナ一家はシロに巡礼に行くが、ハンナは子が乳離れするまで行かなかった。乳離れしたあと、自らが子を連れて行き、主に誓ったように彼を主の前に留めおくためであった。

2.ハンナと主とサムエル
乳離れの時がきた。ハンナはサムエルを連れ、誓願のささげ物と共にシロに行った。ハンナは祈りにおいて主に子を願い、主は彼女が願った子を与えてくださった。だからこそ、彼女は主の賜物であるサムエルを主に委ね、今度はサムエルが民のために主に祈り願う存在とした。

3. 逆さまの王国のしるし
ハンナは主に感謝の祈りを歌った。比類なき聖なる神が、見捨てられていたハンナに救いをもたらしてくださったからこそ、彼女は喜ぶし、人々は驕ってはならない。まことに主は強者を貶め、弱者に力を与えて、逆さまの王国をもたらす。支配者である主が弱者をも強者と共に座に着かせ、揺るぎない正義を打ち立てる。主はご自身の秩序を生み出す王を通して正義を実現する。サムエルの誕生はこの王国のしるしである。さらに、マリアによるイエスの誕生も、イエスの働きも主の正義がなる逆さまの王国の到来のしるしである。強い方が低くなってくださったからだ。

喜び、神を賛美する(2023.12.24)

聖 書

羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の告げたとおりだったので、神を崇め、賛美しながら帰って行った。(ルカによる福音書 2章20節)

礼拝音源(32MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編149編3~4節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 258 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編72編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書 2章8~20節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「喜び、神を賛美する」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 263 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1. 「大きな喜び」を告げられた
イエス様が生まれた時、主の天使が羊飼いたちにそのことを告げました。突然の出来事に彼らは恐れましたが、それは彼らが待ち望んでいた救い主が生まれたという、喜びの知らせでした。そして、羊飼いたちは、この知らせを告げた天使と天の大軍が神を賛美するのを聞きました。

2. 羊飼いたちは知らされたことを見にいった
天使たちが去って行ったあと、知らされた出来事を見るために羊飼いたちは出かけました。そして、告げられた通りの「飼い葉桶で寝ている乳飲み子」を見つけました。天使が告げたことが本当だった、とわかった羊飼いたちは、自分たちが見て確かめた喜びの知らせを他の人々に知らせました。

3. 羊飼いたちは神を崇め、賛美した
救い主としてイエス様が生まれたことを告げた天使たちは、神の栄光が現わされ、地の上に神の平和が与えられたことを賛美しました。その賛美を聞いて乳飲み子のイエス様を見に行った羊飼いたちは、天使が告げたとおりだったことを知って、同じように神を賛美しました。
天使は「すべての民に与えられる大きな喜びを告げる」と言いました。今私たちにも、この大きな喜びが与えられます。イエス様を私の救い主として信じて救いを受け取り、喜びをもって神を賛美しましょう。

全ての人に備えられた救い(2023.12.17)

聖 書

これは万民の前に備えられた救いで 異邦人を照らす啓示の光 あなたの民イスラエルの栄光です。(ルカによる福音書2章31~32節)

礼拝音源(32MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 エフェソ 2章4~5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 299 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編71編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書 2章22~38節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「全ての人に備えられた救い」 仁科共子牧師
祈  祷
賛  美 247 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

1.律法のとおりに主に献げられる
イエス様の両親は、律法の定めに従ってイエス様を主に献げました。それは、人としてこの世に来てくださり、人として生きてくださったことを証ししています。献げものからも、へりくだって貧しくなってくださったことがわかります。

2.救い主を待ち望んでいた人たち
聖霊によってメシアを見るまでは死なないと告げられていたシメオンは、救い主メシアを待ち望んでいました。その人がイエス様を見た時、この幼子こそメシアだとわかり、神様を褒め称えました。ちょうどその時、神殿を離れずに神に仕えていたアンナという預言者もイエス様を見て感謝を捧げました。彼女もメシアを待ち望んでいた人であり、同じように待ち望んでいた人々に伝えました。

3.全ての人に備えられた救い
シメオンは、幼子を見て「主の救いを見た」と、約束されていたメシアを見ることができたと言いました。この救いは「万民のために備えられた救い」だと言いました。それは、異邦人にもイスラエル人にとっても救い主となられた方だからです。イスラエルの人々にとっては神の民としての回復を、そして異邦人も同じように神の民として、神と共に生きることができる命を与えてくださるのです。神に背き、神と無関係に生きていた者を、神のものとしてくださる。それが、イエス様によって与えられる救いです。この恵みを感謝して受けとり、神と共に歩みましょう。

全能の神(2023.12.10)

聖 書

神にできないことは何一つない。(ルカによる福音書1章37節)

礼拝音源(32MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編37編4~5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 83 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編69編1~19節
会衆祈祷 一  同
聖  書 ルカによる福音書1章26~38節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 鎌野かをり副牧師
宣  教 「全能の神」 鎌野かをり副牧師
祈  祷
賛  美 298 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 鎌野かをり副牧師
後  奏

宣教要旨

1. 全能の神
神が全能なお方であるというのは、神にとって不可能なこと、お出来にならないことは何一つないということ。神が語られた言葉、神が語られた事柄はそのようになるということ。神の約束は必ずその通りに実現するということです。全能の神は、神の御心を、神のご計画されていることを、人を用いて行われるのです。クリスマスの出来事は、神が全能であられることが現されています。それらの出来事は、私たちの目には不思議と思えるような出来事です。

2. 全能の神を信じる
「神にはできないことは何一つない。」と天使から聞いたマリアは、「お言葉どおりこの身になりますように。」と答えました。マリアはみことばを聞き、受け止め、従いました。神が語られたことは必ず実現する、だから神の語られたことが私のうちになされるようにと、信仰によって受け入れたのです。聞くことから信仰は生まれ、信仰によって従うことが出来るのです。2000年前、神は預言者によって語られていた救い主、イエス・キリストをこの世に遣わされました。私たちの救いのためです。そのことが実現するために、マリアを選ばれたのです。神はご自分の御心を行うために、神の約束を実現するために、人を用いてその業なされます。みことばを聞き、全能の神を信じ、御心が私のうちになりますようにと応答する歩みをさせて頂きましょう。

イザヤが人々にこのことを伝えたのは、イエス様がこの世に生まれる700年以上も前のことでした。ユダヤ人たちは、希望を持ってこのことを伝えていきました。そして、イエス様の弟子たちはこの預言が成就したことを証しし伝え、多くの人がこの恵みを受けています。(使徒8:26〜40)

預言の成就(2023.12.3)

聖 書

主は彼を打ち砕くことを望まれ、病にかからせた。彼が自分の命を償いのいけにえとするならその子孫を見、長寿を得る。主の望みは彼の手によって成し遂げられる。(イザヤ書 53章10節)

礼拝音源(47.1MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 詩編46編9節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
賛  美 231 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編67編
会衆祈祷 一  同
聖  書 イザヤ書 53章1~12節
使徒信条 93-4 1A 一  同
牧会祈祷 仁科共子牧師
宣  教 「預言の成就」 仁科共子牧師
祈  祷
聖 餐 式 新49
12月誕生者祝福 詩編4編8〜9節
賛  美 298 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 仁科共子牧師
後  奏

宣教要旨

イザヤは神様から告げられたことを人々に伝える預言者として仕えました。この53章には、罪の贖いの捧げ物としてその命を捧げられたイエス様のことが書かれています。

1. 私たちの身代わりとして
私たちは神様を離れ「羊の群れのようにさまよい、それぞれ自分の道に向かって行った」者でした。主なる神様は、そのような私たちの全ての過ちをイエス様に負わせられました。イエス様が私たちの身代わりに負ってくださったので、私たちは癒され、平安が与えられたのです。

2. 神のみこころを成し遂げられた
イエス様が病を負い、打ち砕かれることは神様の御心でした。虐げられ、苦しめられても口を開かず、弁護も抗議もしないでその苦しみを従順に受け入れられました。こうして、イエス様は私たちのための償いのささげ物としてその命を捧げてくださり、みこころを成し遂げられたのです。

3. イザヤによって伝えられた神様の計画は実現した
イザヤが人々にこのことを伝えたのは、イエス様がこの世に生まれる700年以上も前のことでした。ユダヤ人たちは、希望を持ってこのことを伝えていきました。そして、イエス様の弟子たちはこの預言が成就したことを証しし伝え、多くの人がこの恵みを受けています。(使徒8:26〜40)