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2022年8月

主は私の羊飼い(2022.8.28)

聖 書

主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。 (詩編23編1節)

礼拝音源(25.5MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 ローマ12章1節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編23編1〜6節
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ7章37~39節
使徒信条 93-4  1A 一  同
牧会祈祷 高田紅實師
宣  教 「主は私の羊飼い」 高田紅實師
祈  祷
賛  美 461 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 高田紅實師
後  奏

宣教要旨

★この詩編は、ダビデが晩年に、自分の生涯を振り返り謳った感謝の歌です。
紀元前1000年頃にイスラエルの第2代国王となったダビデは、羊飼いから身をおこし、初代イスラエル王サウルに仕え、サウルがペリシテ人と戦って戦死した後にユダで王位に就きました。彼はペリシテ人を撃破し、要害の地エルサレムに都をおいて、全イスラエルの王となって40年間治めました。そのダビデ(愛された人との意)の詩です。

★ダビデは、8人兄弟の末っ子で、少年期は父エッサイのもとで羊を飼っていましたので、羊飼いなしには生きられない羊の弱さを良く知っていました。
そのダビデが王となった時、『主は私の羊飼い』すなわち「主は私の守り手なる羊飼い、私は羊飼いに守られている弱い羊」と歌ったのです。
すなわち、「私は自分の度量と才覚、強運で王位に就いた」のではなく、主が弱い羊ような私を守って導かれた、と告白しています。
私たちも、自分の生涯を振り返るなら、「主にあの時も、この時も、助けていただいた」と、思い返すでしょう。主は、御自身を信頼し見上げる者を最後まで、何があっても守り通されます(イザヤ書41章10節、43章1節)。

★ダビデのように、私たちも愛の主の証人です。その喜びを証しし、隣人に伝えていきましょう。しかし、今、『死の陰の谷』を歩んでいる方もおられるでしょう。主はご存知です。必ず担い、共に歩んでくださいます。主は、決してお見捨てになりません。そして、いつか喜びの日がきて、愛の主を賛美できる時が来ます。その時、感謝と喜びを、あなたの隣人にお伝えください。

礼拝ご案内・行事予定(2022年9月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉がわかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日)
第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:00
第2礼拝 :AM 10:45 ~ 11:45
第3礼拝 :PM 5:00 ~ 6:00
○成人科プログラム (毎週日曜日)
AM9:30 ~ 10:15 楽しい聖書の学び
1階集会室にて
お話は毎回完結します。いつでもお入りください。
4日(日) 第1聖日 創立76周年記念感謝礼拝
「真の礼拝者」
ヨシュア記5章1~15節
エリシャ2器と油
第二列王4:1~7
鎌野 健一
11日(日) 第2聖日 長寿祝福礼拝
「私たちを背負われる主」
イザヤ46章1~13節
エリシャ3ナアマン将軍の癒し
第二列王5:1~14
増永 茂
18日(日) 第3聖日 礼拝
「聞く力に応じて」
ヨハネ7章40~52節
神に背いたヨナ
ヨナ1:1~17
鎌野 健一
25日(日) 第4聖日 伝道礼拝・オープンチャペル
「真実な友キリスト」
ヨハネ15章11~17節
祈りと証し

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~11:30、PM 7:00 ~ 8:00

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを神さまに感謝するものです。

9月行事予定

■ 4日(第1聖日)創立75周年記念感謝礼拝・洗礼式
■ 11日(第2聖日)長寿祝福礼拝
■ 18日(第3聖日)礼拝
■ 25日(第4聖日)伝道礼拝 オープンチャペル ジュニアジャンボリー(舞子の丘)

10月行事予定

■ 2日(第1聖日)世界聖餐日礼拝 聖餐式 避難訓練
■ 9日(第2聖日)神学校デー礼拝 役員会
■16日(第3聖日)礼拝
■23日(第4聖日)伝道礼拝 オープンチャペル
■30日(第5聖日)宗教改革記念礼拝 オープンチャペル

満ち足れる祝福(2022.8.21)

聖 書

私を信じる者は、聖書が語ったとおり、その人の内から生ける水が川となって流れ出るようになる。(ヨハネ7章38節)

礼拝音源(32.2MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ43章1節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編62編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ7章37~39節
使徒信条 93-4  1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「満ち足れる祝福」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 404 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

感謝と喜びの仮庵祭が最高潮に達した時に、主イエスは「立ったまま、大声で」、「渇いている人は誰でも」と人々を招かれました(37節)。主イエスは、今も同じように、心の渇き、魂の渇きを覚えている私たちを招いておられます。

1.満たされる祝福があるから
私たちは、様々な悲しみ・空しさ・失望・不安・恐れ・心の痛みをもったままで過ごしています。主なる神は、そのような私たちの魂の渇きを満たそうとされます(詩編42編1~2節a)。
それに対して私たちは、何かをするのではなくて、ただ主イエスの「もとに来て」水を飲むように、主イエスを「信じる」のです(37~38節)。聖霊という「生ける水」が注がれることによって、主イエスとその十字架の救いを信じさせていただき、魂の渇きを満たしていただくのです(39節、12章23~24節)。私たちは、悔い改めとへりくだる心をもって信じるのみです。

2.溢れ出る祝福があるから
このように満たされる祝福は、その人の全存在を通して他の人々への祝福となっておのずと溢れ出ていきます(38節)。それは、「聖書が語ったとおり」魂が生きかえり、どのような時でも流れ出る聖霊の結実です(エゼキエル47章1~12節)。
主イエスの十字架のとなりにいた犯罪人のひとりは、悔い改めて主イエスに依り頼み、執り成し祈りました(ルカ23章39~43節)。この祝福が、今も流れ続けています。それは、魂を満たされた私たちを通して溢れ出る祝福なのです。

今、この時に(2022.8.14)

聖 書

そこで、イエスは言われた。「今しばらく、私はあなたがたと共にいる。それから、私を遣わした方のもとへ帰る。(ヨハネ7章33節)

礼拝音源(31.9MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ55章6節,7節b 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編57編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ7章25~36節
使徒信条 93-4  1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「今、この時に」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 280 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

ヨハネによる福音書は、主イエスの十字架と復活という「イエスの時」を意識しながら福音を語り伝えています(30節、33節)。私たちは、その時を覚えつつ、信仰の歩みをしていくのです。
1.偏見なく主イエスを見る  25~31節
エルサレムの市民たちは、公然と大胆に語られる主イエスを見て、主イエスを捕らえようとするユダヤの指導者たちに対して疑問を持ち始めました(25~27節)。そこで主イエスは、御自身を遣わされた真実な神のもとから来たことを宣言されたのです(28~29節)。これに対して、主イエスを拒む指導者たち(30節)、信じ受け入れる群衆たち(31節)と分かれました。
主イエスは、御自身を偏見なしに見る群衆たちの信仰を不十分だとされませんでした。それは、ニコデモに対しても同様でした(3章1~15節、7章50~51節、19章39節)。

2.今、主イエスを見いだす  32~36節
続いて主イエスは、あからさまにではなく、これから御自身がたどっていかれる道、すなわち十字架と復活の道に至る道筋を明らかにされました(33~34節)。それに対するユダヤの指導者たちは、的外れな理解しかできず、失望さえしています(35~36節)。
ところで主イエスは、それとは全く反対の方へと御自身の弟子たちを導かれ、死の壁を突き抜ける道を明らかにされました(13章36節~14章6節)。主イエスは、「今しばらく」と私たちにも語っておられます。ですから、「今」という機会を逃すことなく(イザヤ55章6~7節)、主イエスを受け入れ、見いだし続けていくのです。

神の記憶、神の記念(2022.8.7)

聖 書

それは、地のすべての民が主の手の力強さを知るためであり、またあなたがたが常に、あなたがたの神、主を畏れるためである。(ヨシュア4章24節)

礼拝音源(30.3MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 ヨシュア1章5節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編122編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨシュア4章1~24節
使徒信条 93-4  1A 一  同
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「神の記憶、神の記念」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
8月誕生者祝福 詩編65編5節
賛  美 394 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

私たちの日常には、礼拝をはじめとして、神こそが主であることを深く知るための中断される恵みの時が与えられています。それは、主によってヨシュアに率いられた神の民たちが、主によってストップをかけられた時も同様でした(4章1節~5章9節)。

1.主の記憶の中に覚えられていることを知る
ヨルダン渡河は、主の民にとっては驚くほどの喜びの経験でした。それらは全て、「主」の主導によって、ヨシュアや民たちを用いてなされました。このように主に覚えられている恵みを「記念」して(7節)、12部族ごとに川底から石を拾ってギルガルに据え、この石を見るたびに主の恵みを想起したのです。こうして彼らは、「主の手の力強さを知」り、「主を畏れる」ことを証ししたのです(24節)。
私たちは、今も変わらずに永遠の主イエスの記憶の中に覚えられています(ヘブライ13章8節)。私たちのすべての信仰体験は、主から出ているのです(詩編103編2節)。

2.主の記念を覚えて歩む
記念の石は、二ヵ所に立てられました(8~9節)。川の中に立てられた石は、それまでの荒れ野の生活に終止符を打ち、陸地に立てられた石は、これからの歩みを象徴して立てられました。後者のギルガルに立てられた記念の石は、主の救いの御業が確かであることを語っています。これは、今日の洗礼(1ペトロ3章21節)と聖餐(1コリント11章24~25節)の記念をもって信仰生活を整えていただくことに通じます。また、主の生きた証しを語り継ぐことを語っています(21~23節)。
私たちは、主の恵みに触れ続け、福音宣教に備えさせていただきましょう。