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2021年2月

あなたは何をしたいのか(2021.2.28)

聖書

そして、シモンをイエスのもとに連れて行った。イエスは彼に目を留めて、「あなたはヨハネの子シモンであるが、ケファ――『岩』という意味――と呼ぶことにする」と言われた。(ヨハネ1章42節)

礼拝音源(30.3MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 マタイ11章28節 司 会 者
頌  栄 29 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編23編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ1章40~42節
使徒信条 93-4  1A 一同起立
賛  美 225 一同起立
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 栗本高仁神学生(ガラテヤ2章16節)
「あなたは何をしたいのか」
川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 475 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

「私は何をしたらよいのか」との問いは、「私は何のために生きるのか」との問いにつながり、つまるところ「私は何ものなのか」との問いとなります。ペトロは、主イエスを通して、その問いかけに対する答えを明らかにしていただいたのです。

1.あなたは・・・である
主イエスは鋭くも恵みに満ちた視線をペトロに注いでおられます。開口一番、主イエスの口から出た言葉は、「あなたヨハネの子シモンである」でした。主イエスは、この後明らかにされるペトロの罪深さ(ルカ5章8節)、臆病(マタイ14章30節)、弱さ(ルカ22章61節)といったありのままの姿を見ておられたのです。
主イエスの憐れみの目は、今この瞬間においても、私たちの上に注がれています。常に弱さと醜さと罪深さが混在している私たちに対して、主イエスは「あなたはそのような者だ」と診断されます。実は、そこから、主イエスの恵みの御業が始まるのです。

2.あなたを・・・にする
続いて主イエスは、「ケファ ― 『岩』という意味 ―と呼ぶことにする」と言われました。「するであろう」ではなく、「する」と言われたのです。それに対して、ペトロは、主イエスを信じ、信頼して、従っていこうとしたのです。こうしてペトロは、これまでとは違う新しい生き方をスタートしたのです。
主イエスは、あなたの神との関係が変えられ、心が変えられ、価値観が変えられ、生きる目的が変えられる新しい生き方に招いていてくださいます。私たちは、この主イエスの恵みの招きを聞いて、信仰の歩みを始めるのです。

礼拝ご案内・行事予定(2021年3月)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉がわかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日)
第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:00
第2礼拝 :AM 10:45 ~ 11:45
第3礼拝 :PM 5:00 ~ 6:00
○成人科プログラム (毎週日曜日)
AM9:30 ~ 10:15 楽しい聖書の学び 1階集会室にて
お話は毎回完結します。 いつでもお入りください。
7日(日) 第1聖日 礼拝
「恵みによる回心」
ガラテヤ1;11~17
ヨシュアとエリコの町
ヨシュア6:1~20
山崎 勝
14日(日) 第2聖日 礼拝
「黙示録とデジタル世代」
黙示録11:7~13
ギデオンの戦い
士師7:1~8、16~22
増永 茂
21日(日) 第3聖日 礼拝
「備えて下さる神」
使徒18:1~11
サムソン
士師16:4~6,15~22
鎌野 健一
28日(日) 第4聖日 パームサンデー・伝道礼拝
「あと一歩でクリスチャン」
ヨハネ14:1~6
祈りと証し

祈祷会 恵みの分かち合い (毎週水曜日)  AM 10:30 ~11:30、PM 7:00 ~ 8:00

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを神さまに感謝するものです。

3月行事予定

■ 7日(第1聖日)礼拝  3月誕生者祝福 新任教師研修
■ 14日(第2聖日)礼拝  新任教師研修   質問受付会 石﨑善土師・久恵師への感謝の時 役員会
■ 21日(第3聖日)伝道礼拝   新任教師研修 教会総会(定期総会)  池口輝雄神学生壮行の時
■ 28日(第4聖日)パームサンデー礼拝 聖餐式   役員任命式   新任教師研修

4月行事予定

■ 4日(第1聖日)イースター感謝礼拝 洗礼式 召天者合同記念 CSイースター合同礼拝
■ 11日(第2聖日)礼拝 奉仕者任命式  教会学校教師研修会①
■ 21日(第3聖日)礼拝
■ 28日(第4聖日)子供・伝道礼拝  CS遠足

恵みは尽きることがない(2021.2.20)

聖書

私たちは皆、この方の満ち溢れる豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを与えられた。(ヨハネ1章16節)

礼拝音源(23.95MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 ローマ12章1節 司 会 者
頌  栄 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 イザヤ書40章26~31節
会衆祈祷 一  同
聖  書 ヨハネ1章14~18節
使徒信条 93-4  1A 一同起立
賛  美 342 一同起立
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「恵みは尽きることがない」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 451 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

ヨハネによる福音書が書かれた時代は、イエス・キリストの恵みに対する確信が揺らぎかねない状況下にありました。そのような時に、尽きることのない豊かな恵みに与り続けることを証言しているのです(14節、16節、17節)。

1.キリストの栄光を見る恵み  14節
私たちと同じ人間になられたキリストが、私たちの間に宿ってくださったことによって、私たちに安息を与え、喜びと感謝に満たしてくださいます。それによって、神の栄光を見させていただくことになりました。
神の栄光は、キリストの全生涯において現されました。とりわけ、十字架において神の救いを成し遂げられたことによって(ヨハネ12章23~24節)、復活された勝利を通してです(同17章24節)。罪のゆえに神の栄光を受けられなくなっていた私たちは(ローマ3章23節)、キリストの十字架と復活の恵みによって、キリストの仲間とされたのです。

2.恵みの上にさらに恵みへと導かれる  16節
キリストを通して現わされた恵みは、継続して与えられていきます。一つの恵みを受け取ったら、新しい恵みを受け取り続けるのです。順境には順境の恵みが、逆境には逆境の恵みが、強くされた時には強くされた時の恵みが、弱さを覚えた時には弱さを覚えた時の恵みが、試練の時には試練の時の恵みが、病める時には病める時の恵みが、悩める時には悩める時の恵みがあります。それは尽きることがありません。
一人ひとりにふさわしく差し出されている恵みは、心を開いて受け取り続けるのです。神の前に謙虚にされ、キリストの恵みに立ち続けるのです。

灯の照らすところ(2021.2.14)

聖書

「灯を持って来るのは、升の下や寝台の下に置くためだろうか。燭台の上に置くためではないか。(マルコ4章21節bc)

礼拝音源(24.9MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 ヨハネ4章23節ab 司 会 者
頌  栄 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編19編
会衆祈祷 一  同
聖  書 マルコ4章21~32節
使徒信条 93-4  1A 一同起立
賛  美 403 一同起立
牧会祈祷 石﨑善土伝道師
宣  教 「灯の照らすところ」 石﨑善土伝道師
祈  祷
2月誕生者祝福 詩編37編5節 一同起立
賛  美 18 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

1.隠されている言葉
イエスは、「聞く耳のある者は(信仰のある者は)聞きなさい」(23)と、たとえを用いて話した。たとえには、イエスの弟子ではない人が聞いても悟らないよう、意味が隠されている言葉が使われた。『種を蒔く人』のたとえでは、蒔かれた種は御言葉であり、成長するのは信仰である事が隠されていた。今回の聖書箇所のたとえでも、隠されている言葉は同様に『御言葉』と『信仰』である。

2.たとえの意味
灯のたとえ-御言葉と信仰は、世を照らす。秤のたとえ-信仰によって聞いて「量る」(判断する)人は、さらに与えられる。これは個人の信仰の成長を表している。
成長する種のたとえ-神の国(教会)の成長は、個人の成長とよく似ている。神がそうして下さる。そして、29節には、「実が熟す」(時が来る)と「鎌を入れる」「収穫の時」(裁き)が来る事を示している(ヨエル4:13、黙示録14:15)。
からし種のたとえ-イエスの宣教からはじまった神の国は、最初は信じるものが少なかったが、多くの者が信じるようになることを教えている。32節の成長の表現は、豊かに成長することを表現する昔からの言い方(エゼキエル17:23、ダニエル4:9,18)である。

3.宣教題の意味
今日の宣教題に、隠された言葉を当てはめると、『あなたの信仰の照らすところ』となる。世界も人生も、悲観的に見えるかもしれない。しかし、信仰を通して見るとき、希望がある事が見えて来ないでしょうか。あなたの灯は、あなたの周りを照らします。

 

真実な神に誠実を(2021.2.7)

聖書

もし、今なお人の歓心を買おうとしているなら、私はキリストの僕ではありません。(ガラテヤ1章10節c)

礼拝音源(24.38MB)

礼拝順序

 

前  奏
招  詞 詩編46編11節 司 会 者
頌  栄 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 詩編16編
会衆祈祷 一  同
聖  書 ガラテヤ1章6~10節
使徒信条 93-4  1A 一同起立
賛  美 4 一同起立
牧会祈祷 川原﨑晃主管牧師
宣  教 「真実な神に誠実を」 川原﨑晃主管牧師
祈  祷
賛  美 507 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

この手紙は、真実なキリストの福音に応答する者及び教会が、何を最も大切にしなければならないかを問いかけています。

1.痛みを覚えることがある  6~9節
パウロは、信仰的な危機に陥っていたガラテヤ地方の教会に向かって、「私は驚いています」と語り出しています。と言うのも、「キリストの恵みへと招いてくださった方から」離れ、「キリストの福音を」根本から覆そうとする者がいたからです。つまり、キリストの救いの恵みを信じるだけでは不十分で、人の業を加えなければ救われないと主張していたのです(6~7節)。パウロは、キリストの十字架の救いが無駄にならないために、教会を愛すればこその驚きと痛みを覚えつつ、「その者は呪われるべきです」と神のさばきに委ねるのです(8~9節)。
キリストの十字架の福音に立ち続けたいものです。

2.誠実であり続けることである  10節
それゆえにパウロは、神とキリストの福音に対して誠実であり続けることを語るのです。そこで、信仰に生きる者が、人に取り入り人の歓心を買おうとする生き方をもって人生を築くのか、それとも神に喜ばれる人生を貫くのか、何を動機として生きるのかを問いかけているのです(マタイ19章16~22節参照)。

昨日も今日も永遠に変わることのない神の真実に照らされて生きることが、神を喜ばせる生き方です。キリストに向き合いながら、キリストの恵みの福音に与り、「キリストの僕」であり続けるように招かれているのです。