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2021年1月17日

タネのネタあかし(2020.1.17)

聖書

「良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて受け入れる人たちであり、ある者は三十倍、ある者は六十倍、ある者は百倍の実を結ぶのである。」 (マルコ4章20節)

礼拝音源(25.99MB)

礼拝順序

前  奏
招  詞 イザヤ43章18~19節b 司 会 者
頌  栄 一同起立
祈  祷 司 会 者
主  祷 93-5 A 一  同
交  読 イザヤ35章1~10節
会衆祈祷 一  同
聖  書 マルコ4章1~20節
使徒信条 93-4  1A 一同起立
賛  美 53 一同起立
牧会祈祷 石﨑善土伝道師
宣  教 「タネのネタあかし」 石﨑善土伝道師
祈  祷
賛  美 481 一同起立
感謝献金
奏  楽
頌  栄 27 一同起立
祝  祷 川原﨑晃主管牧師
後  奏

宣教要旨

1.ネタあかし
マルコは4章に、たとえ話を集めている。その中で最初に出て来るタネを蒔く人のたとえ話は、13節から20節で、イエスによる説明(ネタあかし)がされている。たとえ話には隠語が使われていて、その意味が分からなければ、話の内容が理解できないようになっている。ネタという言葉は、寿司ネタや話のネタなど普通に使用され意味に迷う事はないが、元はタネの隠語であり、分かる人には分かるように使われた。

2.メンバー限定の教え
イエスのもとへ、集まって来たおびただしい群衆には、幾つかのタイプがあった。奇跡のために集まった人は、表面的な理解に留まった。ファリサイ派は、イエスの働きは悪霊によるものとして、否定した。イエスの家族は、世の評判を聞いて惑わされた。使徒と弟子はイエスのそばで学び続けた。この様な人のタイプを、種が蒔かれた地として表現し、御言葉が蒔かれた人の事であることを、イエスは使徒と弟子達のメンバー限定で教えられた。隠語を使用したたとえで話すのは、10節から12節でイザヤ書6章9節を引用し、他の人は聞いても理解できない用にするためと説明されている。

3.現代では
現代の日本では、誰でもこのたとえの説明を読み、聞くことができる。理解すれば誰でも、実を結ぶ者となりたいと思うだろう。しかし、実を結ぶのは、イエスの言葉に耳を傾け深く理解しようとする者だけである。そして、どのくらい実を結ぶかは神の業である。イエスは今も、「聞く耳のある者は聞きなさい」と語り掛けている。