聖書
あなたがたも知っているとおり、彼らにもあなたがたにも同じ主人が天におられ、人を分け隔てなさらないのです。(エフェソ6章9節c)
礼拝音源(30.1MB)
礼拝順序
前 奏 | ||
招 詞 | ガラテヤ3章28節 | 司 会 者 |
頌 栄 | 29 | 一同起立 |
祈 祷 | 司 会 者 | |
主 祷 | 93-5 A | 一 同 |
交読詩編 | 42編1~12節 | |
会衆祈祷 | 一 同 | |
聖 書 | エフェソ6章5~9節 | |
使徒信条 | 93-4 1A | 一同起立 |
賛 美 | 13 | 一同起立 |
牧会祈祷 | 川原﨑晃主管牧師 | |
宣 教 | 「キリストが私たちの主」 | 川原﨑晃主管牧師 |
祈 祷 | ||
8月誕生者祝福 | ヨハネ14章27節 | |
賛 美 | 411 | 一同起立 |
感謝献金 | ||
奏 楽 | ||
頌 栄 | 27 | 一同起立 |
祝 祷 | 川原﨑晃主管牧師 | |
後 奏 |
宣教要旨
奴隷と主人については、これまでと同じように、互いに仕え合う関係として語られています(5章21節)。この世の仕組みの中で生きる奴隷と主人は、キリストにあって何を「知っている」かを問いかけています。
1.同じ主に従う僕である 9節
奴隷たちには、キリストに従うように主人に従い、主に仕えるように主人に仕えることを命じています。そうするのは、キリストの十字架の贖いによって自由にされているからであり、それも一貫して誠実に喜んで仕えることを求めています(5~7節)。
主人たちは、人を分け隔てなさらない、奴隷たちと同じ主に仕える僕です(9節)。彼らは、そのことを体験的に自分のこととして「知っている」のです。したがって、互いに足を洗い合うようにして、仕え合うのです(ヨハネ13章14節)。
同じように私たちは、主に従う僕として、この世の仕組みの中で生きるのです。
2.主から同じ報いを受ける 8節
主に従う僕は、奴隷であっても自由な者であっても、同じ報いを受けることを「知っている」のです。その報いは、すぐに与えられる主からの賜物だけでなく、主から御国を受け継ぐという報いです(コロサイ3章24節)。この報いを期待するのは、この地上の事だけを考えて生きるのではなく、天に目を注いで生きるからです。
年老いたパウロは、脱走奴隷オネシモを主人のフィレモンに返すに際して、和解の賜物を受けることを経験して知りました(フィレモン16~17節)。私たちは、生涯にわたって神の学生のようにして、キリストを私たちの主と告白しつつ歩むのです。