宣教題 「最大のしるし」 宣 教 川原﨑晃主管牧師
聖 書 ルカ20章27~44節
人は、いつの時代もしるしを求めたがります。そのことをご存知の主イエスは、全ての人に対する救いの最大のしるしとして、死から復活されました(マタイ12章38~40節)。この事実に対して、私たちはどう応答すればよいのでしょうか。
1.生ける復活の主イエスを信じる
ユダヤ教の指導者であったサドカイ派の人たちは、死者の復活を信じていませんでした。彼らは、死が究極のゴールだと思って、死に対する不安と恐れを抱く人間を代表するような生き方をしていました(27~33節)。
それに対して主イエスは、「死んだ者の神ではなく、生きている者の神」によって、死者が復活することを明らかにされました(34~38節a)。
確かなことは、すでに主イエスが十字架に死んで復活されたことにより、死は征服されたのです。この生ける復活の主イエスを信じることが、新しい歩みのスタートをすることになるのです。
2.生ける神によって生きる
主イエスは、人としてはダビデの子孫でしたが、十字架において人の罪を赦し、死を打ち破って復活し、天に昇って神の右に座して全世界を治めておられる神です(41~44節)。
この主イエスは、「生きている者の神」です。この主イエスに対する信仰をもって、「神によって生きる」歩みをしていくのです(38節)。
主イエスは、一人ひとりに、何に生きているのか、どなたに対して生きているのかを問いかけておられます。十字架の死から復活され、今も生きておられ、永遠までも導かれる主イエスの前を歩み続けていくのです。
聖書朗読(0.9MB)
メッセージ(10MB)