宣教題 「神の国は近づいた」 宣 教 石﨑善土伝道師
聖 書 マルコ1章1~15節
マルコによる福音書は、主にペテロから聞いた事を書き記しています。その中心は、神の子イエス・キリストの福音です(1節)。そのため、イエスの生い立ちに関する記載は一切なく、福音が伝えられ始めるところからはじまります。
1.イザヤの預言
福音は、救い主であるイエス・キリストより先に、洗礼者ヨハネが活動を開始したときから始まります。しかし、それより700年も前に、旧約聖書に預言として書かれています。神は福音の備えを、私達が命を与えられるはるか前から計画されていました。神ははるか昔から、私達を愛し、福音を計画されました。
2.ヨハネの預言
ヨハネは罪の赦しを得させるため、悔い改めの洗礼を宣べ伝えました(4節)。福音は、神からの赦しをもたらします。私達は神に罪を悔い改めるとき、赦されます。そのためには、自らが罪人である事が判り、認める必要があります。
ヨハネは、水で洗礼を授けましたが、聖霊で洗礼を授ける方が来ることを預言しました。
3.イエスの預言
イエスが現れて、ヨハネから洗礼を受けたとき、聖霊が天から降って来ました。聖霊は神ご自身であり、天から降って来られます。地上にあるものではなく、神からしか与えられません。聖霊は神の力を与えます。イエスは荒れ野で誘惑を受けますが、聖霊の導きによって勝利し、神の福音を伝え始めました(14節)。神が王である王国が近づいたとイエスは預言します。王国の民は王に守られ、豊かになります。神の国に入るには、罪の赦しとともに、悔い改めて与えられます。
聖書朗読(0.9MB)
メッセージ(11.9MB)