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2019年6月16日

そこに救いがある(2019.6.16)

宣教題 「そこに救いがある」      宣 教  川原﨑晃主管牧師 
聖 書 ルカ18章35~43節

 主イエスは盲人に、「何をしてほしいのか」と問いかけられることにより、彼の願いを知られ、また主イエスご自身の願いを明らかにされました。そのことを通して、神の救いへと招かれたのです。

1.あなたの願い  
 人は誰もが、その人なりの願いを持っています。そして、そうした人間の願いがこの社会を作り出していると思っています。
 さて、この盲人は、主イエスに対してただ一つのはっきりした切実な願いをしています。「ダビデの子イエスよ、わたしを憐れんでください」と叫ぶ盲人に対して、人々は「叱りつけて黙らせようと」しましたが、なお叫び続けています
 神は、いかなることに対しても「わたしを呼びなさい。苦難の日、わたしはお前を救おう」(詩編50編15節)と私たちを招いておられます。

2.神の願い  
 主イエスは、叫び呼び求める者に「何をしてほしいのか」と尋ねられました。そして、主イエスは、ご自身に対する彼の信仰に対して御業をなされました(41~42節)。そうしてくださるのは、神が愛のお方だからです。そのようにして、人間の願いと神の願いが一つになって、新しい人生が始まりました(43節)。

 このように、かつて盲人に成されたことは、今この私たち一人ひとりに成されます。神の願いは、自分の本当の姿が見えない、主イエスが見えない、また十字架上の主イエスの御言葉と叫びが聞こえないでいる者が、主イエスを仰ぎ見る目をもって、主イエスに従っていく人生へと歩みだすことです。そこに生きる意味があり、慰めと喜びがあり、使命が与えられる新たな人生があります。

聖書朗読(0.5MB)

メッセージ(8.4MB)