宣教題 「同じ救いの経験を」 宣 教 川原﨑晃主管牧師
聖 書 エフェソ1章11~14節
神をほめ讃える大合唱からは(3節)、父と子と聖霊の三位の神とその救いの御業を讃えるコーラスが聞こえてきます(6節、12節、14節)。本箇所は、聖霊の恵みの御業として讃えています。
1.救いの確信を 13~14節
ペンテコステの時に降った聖霊は(使徒言行録1章8節)、今も働いておられ、私たちの救いに関わっておられます。救いをもたらす福音を聞いて、それを信じる時に、聖霊は神の子とされたとの確信の「証印」を押してくださいます。また、聖霊は御国を受け継ぐ者とされたとの「保証」をしてくださり、贖われて神のものとされているとの確信を与えてくださいます。
今もなお聖霊が注がれているならば、キリストの御業を「見聞き」でき(使徒言行録2章33節)、神に従う者に、聖霊の恵みの確かさを明らかにしてくださいます(使徒言行録5章32節)。
2.わたしたちから、あなたがたへ 11~14節
この救いの経験は、福音を宣べ伝えた「わたしたち」から(11~12節)、福音を伝えられた「あなたがた」へと共通の共有した体験となって(13節)、「神の栄光をたたえる」ことにおいて一つになるのです(14節)。それは、「わたしたち」と「あなたがた」との間には、キリストを信じる信仰体験において区別がないということです。
今日まで、この聖霊による宣教の御業が展開されてきたことにより、今の「わたしたち」があります(14節)。それが教会で一つに結ばれ、神の国を継ぐ者とされている聖霊の恵みです。
聖書朗読(0.4MB)
メッセージ(11.3MB)