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2019年5月19日

祝福の道(2019.5.19)

宣教題 「祝福の道」       宣 教  川原﨑晃主管牧師 
聖 書 ルカ18章24~34節

 アブラハムに与えられた祝福は(創世記12章2~3節)、神の救いの歴史の中で脈々と受け継がれ、遂にイエス・キリストによって成し遂げられました。この祝福が与えられたところには、それまでのままで終わらないで、必ず変化がもたらされています。

1.主イエスが開いてくださった道  31~34節
 永遠の命は、主イエスを信じる者が無代価でいただくものです。そのための道は、神が主イエスの十字架と復活を通して開いてくださいました。そのことは、これまで繰り返し語られてきたものの、主の弟子たちは「理解できなかった」のです(34節)。
 主イエスは、私たちの罪の赦しの贖いのために十字架の道を歩まれました(ルカ5章20節、ヨハネ14章6節)。それによって、私たちの罪は赦され続けているのです。このことが心と生活に刻み込まれることにより、信仰が強められるのです。

2.主イエスが全うさせてくださる道  24~30節
 さらに、日々自分の十字架を背負って、主イエスに従っていく十字架があります(ルカ9章23節)。主イエスは、そのことを金持ちの議員についての問答の中で明らかにされたのです。そして、真に主イエスに従うときに、この世での祝福と後の世では永遠の命の祝福を受けることを明らかにされました。十字架に死んで復活された主イエスが「神にはできる」と言われる御言葉に信頼することによって、納得のいく力が湧いてくるのです。
 主イエスと同様に、自分の十字架を背負う道こそが、神の御心です。その道を進んでいく者に、主イエスは助けを与え、その道を全うさせてくださるのです。

聖書朗読(0.7MB)

メッセージ(10.7MB)