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2019年3月10日

信仰による救い(2019.3.10)

宣教題 「信仰による救い」         宣 教  今田好一牧師
聖 書 マルコ5章24b~34節

わたしたちは、この出来事から、イエス様とはどういうお方なのか、そのことをきちんと受け止め、わたしたちがどう歩むべきかを見て行きたいと思います。

1.不幸な歩みの中にいた彼女の信仰
肉体的、心理的、社会的な苦痛の中にいた女性が、イエス様の話を聞いて、藁をも掴む思いでイエス様のもとに来ました。しかし彼女は、『癒してください』と正面から言うことができなかったが、イエス様の服に触れさえすれば、いやされると信じていたのです。

2.わたしの前に出て来なさい
イエス様の服に触れ癒された女性は人知れず帰ろうとしますが、それでは本当に救われたことにはならないのです。イエス様は、「わたしの服に触れたのは誰か」と言われて彼女を前に出させ、自らの口ですべてを語らせたのです。恐れをもって神に出会い、自らの口で告白することこそ、人が新しくされるただ一つの道なのです。

3.あるかないかの信仰をも
イエス様は彼女の中にある信仰を見て「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。」(34節)と言われました。彼女にどれ程の信仰があったのかは分かりません。しかし、その人に信仰があるかないかを決めるのはイエス様であり、神様です。イエス様は、わたしたちのあるかないかのような頼りない信仰をも、きちんと受け取ってくださるのです。だからこそ、わたしたちは救われたのです。

イエス様は、この女性に言われたように、わたしたちにも、「あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。」と言ってくださっておられるのです。このお方を信じて、このお方と共に歩ませていただきましょう。

聖書朗読(0.9MB)

メッセージ(23.4MB)