宣教題 「愛による成長」 宣教 川原﨑晃主管牧師
聖 書 エフェソ3章14~19節、4章16節
パウロは、聖徒たちがキリストの「愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者」となるように祈っています(3章14~15節)。教会は、そのキリストの愛を知る聖徒たちによって形成され、その愛によって造り上げられていきます(4章16節)。
1.どのような愛なのか 3章16~19節
このパウロの祈りは、今の私たちの祈りです。世の力、悪の力、肉の思い、誘惑は、聖徒の「内なる人」の霊性を弱くします。しかし、そのような者を愛し、赦しきよめてくださる神の恵みによって強められ、「内にキリストを住まわせ」て歩まさせていただくのです(16~17節a)。
それによって、キリストの愛が「人の知識をはるかに超える」ものであることを知ります。それを具大的に経験し続けることが、神の満ちあふれる豊かさにあずかり、満たされることになるのです。このキリストの愛を経験するのは、「すべての聖なる者たちと共に」、教会に生きることによって分かるのです(17節b~19節)。
2.どのように愛に生きるのか 4章16節
さらに一歩進んで、教会を形成する聖徒たちは、その愛をどのように理解し、その愛に対してどう生きていくのでしょうか。キリストの愛に応え続けることです(2章4~5節、10節)。キリストの愛に学び続けることです(4章15節)。キリストの愛に倣い続けることです(5章1~2節)。
聖徒たちが造られていくために、そしてその一人ひとりが属する教会が成長し、造り上げられていくために最も必要なことは、キリストの愛を体験的に知り続け、キリストの愛に生き続けることです。
聖書朗読(0.6MB)
メッセージ(9.6MB)