宣教題 「感謝の生活」 宣 教 川原﨑晃主管牧師
聖 書 ルカ17章11~19節
どんなことにも感謝できるようになるのは、一人ひとりが主イエスとの出会いを通して開かれていく世界です。ここに、「重い皮膚病」を患っていたひとりのサマリア人が、「イエスの足もとひれ伏して感謝」する人に変えられています。
1.壁を破ってくださる主イエスであるから 11~14節
サマリア人は、人種的かつ宗教的な壁(11節)、病気がもたらす壁(12~13節)をもっていました。彼は、このような壁を破ってくださる主イエスの憐れみを慕い求め、そして主イエスの言われたとおりに信じ進んで「行く途中で」いやされました(14節)。
私たちは、自分自身で様々な壁を作り出しますが、とりわけ、主イエスの救いの招きに対して壁を作ってしまっていることがあります。それに対して、見ないで進む信仰が大切です(ヨハネ5章24節)。
2.感謝を与えてくださる主イエスであるから 15~19節
いやされたサマリア人は、「大声で賛美しながら」主イエスのもとに戻って来ました。そして、主イエスが、大切なひとりとして関わってくださったことの嬉しさと驚きで、その「足もとにひれ伏して感謝」したのです(15~16節)。
私たちは、愛の神がしてくださる様々なことに対して感謝します。その中で、誰もが感謝することは、主イエスの十字架によって、一人ひとりに神に近づく道を開いていただいたことです。主イエスは、この事実を信じる「信仰があなたを救った」と宣言してくださるのです(19節)。主イエスを信じる者の歩みは、主イエスが与えてくださる感謝の生活です。
聖書朗読(0.6MB)
メッセージ(9.7MB)