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2018年7月1日

成熟した日々(2018.7.1)

宣教題  「成熟した日々」       宣 教  川原﨑晃主管牧師
聖 書  ヤコブ4章1~10節

 キリスト信仰者は、神の命をいただいて成長していきます。そのために、御言葉から目を離さないで、成熟した日々を歩み続けていくことが大切です。

1.罪に向かう心から  1~6節
 信仰者が心に留めておかなければならない敵があります。一つは、神を認めない、受け入れない、従おうとしない「世」です(4節)。二つは、神と信仰者に反対して働き、信仰者を陥れようとする「悪魔」です(7節)。三つは、まだ解決していない「罪」を持ち合わせていることです(8節)。罪は、信仰者が神に敵することであり(4節)、心の中にもつ罪があり(3節)、行いに表れる罪があります(1~2節)。
神は、この罪に向かう心がある者に対して、その内に聖霊を住まわせ、深く愛し、豊かな恵みに富ませて導いてくださいます(5~6節)。

2.神に向かう心に  7~10節
 神は、信仰者を愛し抜いて、神に向かうように招いておられます。その招きに応答して、神に従うことです。そうすれば、神は勝利させてくださいます(7節)。神に近づくことです。そうすれば、神は近づいてくださり、主イエスの十字架の血によって心を清くし続けてくださいます(8節)。そして、信仰者自らが深く省み(9節)、主の前にへりくだらせていただくのです。そうすれば、主は高めてくださいます(10節)。信仰者の成長は、下に向かっての成熟です。
 信仰者は、行き詰り、試み、挫折などを経験するものです。その時、神と向き合うことによって、新たに人とも向き合うことができるようにされるのです。

聖書朗読(0.8MB)

メッセージ(7.9MB)