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2018年3月4日

私たちの雄々しさ(2018.3.5)

宣教題  「私たちの雄々しさ」        宣教 川原﨑晃主管牧師
聖 書  ヤコブ2章1~13節

 ヤコブの手紙は、教会の大切なあり方を繰り返し語っています。信仰者の雄々しさは、何か華やかな活動をすることにまさって、極めて身近な信仰のあり方にあるということです。

1.栄光に満ちた主を信じるゆえに  1~4節
 ヤコブは、十字架に死んで復活され、今も生きておられる「栄光に満ちた」主イエスを信じ、礼拝をささげることの重みを忘れないでほしいと懇願しています。そういう信仰を持っているのですから、富や能力や男女の違いなどによって「人を分け隔てしてはなりません」と語るのです。
 こうした人を分け隔てることは、歴史の中においてのみならず、今も変らずに教会が直面することです。そのことは、「誤った考えに基づいて判断を下したことに」よることを知って、絶えず栄光に満ちた主イエスに光をあてていただいていることが大切です。

2.神の御国を受け継ぐために  5~13節
 神は、分け隔てなく信仰に富む者としていてくださり、神の御国を受け継ぐことのできる者にしてくだいます。そして、主が見ておられるように見、主が考えておられるように考え、主が取り扱われるように取り扱う者に造り変えてくださいます。
主イエスが、「憐れみは裁きに打ち勝つ」ことによって救いを全うしてくださいました。ですから信仰者は、決めつけて人を分け隔てするという罪を犯すことなく、隣人を自分のように愛するのです。このようにすることによって、信仰者の群れは雄々しく進んでいくのです。