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2017年6月4日

聖霊による生活(2017.6.4)

宣教題  「聖霊による生活」        宣教 川原﨑晃主管牧師
聖 書  1テサロニケ5章12~22節

聖霊は、今も変らずに教会の歩みの中で個々人の生活を確立しようと働いておられます(使徒言行録2章3~4節)。私たちは、その聖霊の火を消さないで(1テサロニケ5章19節)、燃え立たせていただく生活を歩んでいくのです。

1.教会の交わりを愛で輝かせるために  12~15節
再臨待望に生きる教会は、指導者と信徒また信徒と信徒の関係が健全で、それによって各々の信仰が確立していきます。教会の指導者は、心を注いで信徒と共に労苦し、霊的指導と養いと戒めをもって導きます。その指導者は、その働きの尊さのゆえに尊敬を受けるのです。そして、互いに平和に過ごすのです(12~13節)。また、指導者と信徒また信徒と信徒相互においては、戒め、励まし、助け合い、すべての人に寛容であり、すべての人に対していつも善を行うように努めるのです(14~15節)。
このような教会の交わりは、聖霊が結ばせてくださる愛によって造られていくのです(ガラテヤ5章22節)。

2.聖なる者の信仰が造り上げられていくために  16~22節
いつも喜び、絶えず祈り、どんなことにも感謝することは、神のご意思であり願いです。それは、キリストに結ばれていることにより、聖霊が実現してくださいます(16~18節)。さらに、すべてを吟味して良いものを守ること、あらゆる悪いものから遠ざかって善を追求することの基準となるのは、聖書の御言葉です(21~22節)。ですから、神から授かった御言葉を軽んじてはいけないのです(20節)。
聖霊は、この御言葉の真理を認めさせ、理解させ、それを信じて従って生きることをさせてくださいます(1コリント2章13~14節、12章3節)。ですから、この御言葉を軽んじるならば、聖霊の火は消えてしまいます。
教会の愛の交わりの中で聖なる者の信仰を造り上げてくださるのは、聖霊なのです。