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2015年3月29日

十字架の勝利(2015.3.29)

宣教題  「十字架の勝利」            宣教 鎌野直人協力牧師
聖 書  マルコ10章32~45節

十字架は愛のしるしだとよく言われる。しかし、人々の面前でいじめられ、辱められ、見せしめにされ、苦しめられる十字架刑のどこが愛だろうか。その十字架でイエスは勝利を取られた、と言って、だれが信じるだろうか。

1. 敗北のしるし?
イエスと一緒に旅をしていたその弟子たちも、十字架を勝利のしるしだとは信じていなかった。むしろ、これからエルサレムへの上ろうとしているイエスは、そこを占拠している異邦人であるローマ軍を追いだし、王として即位すると信じていた。そのようにしてイエスが栄光を受けるとき、自分たちもイエスと一緒に支配者となり、敵どもに権力を振るおうと考えていた。だから、イエスの予告(33~34節)など理解できなかった。十字架に架けられるメシアなど、敗北者にほかならなかったからだ。

2. だれと、どのようにして戦うのか
イエスと弟子たちと、何が違っていたのだろうか。弟子たちにとって敵は、エルサレムを占拠している異邦人ローマであった。しかし、イエスは、人々を突き動かしているサタン、罪そのものと戦うべきだと考えていた。そして、背後で牛耳っている罪とイエスは戦った。弟子たちは、敵を、敵が用いてきた武力で打ち破ろうとした。しかし、イエスは、敵が想像できない方法、「多くの人の身代金として自分の命を献げる」(45節)ことを通して戦った。そして、罪の最も醜い姿を十字架で世界にさらし、悪すべてを自らの身に負われた。

3. 十字架の勝利に生きる
イエスは十字架で、罪と戦い、確かに打ち勝たれた。三日の後の復活(34節)こそ、十字架の勝利の証拠である。イエスは、弟子たちには想像できない方法で、世界を支配している最大の敵である罪に打ち勝ち、王となられ、世界の秩序をひっくり返した。力ある者ではなく、仕える人やすべての人のしもべを通して、神はこの世界でご自身のわざを進めておられることが明らかになった。
十字架の勝利で世界が変わった、などと信じることのできない世界に私たちは生きている。しかし、イエスを信じるとは、見るだけでは信じることのできないこの世界の変化を受け入れることである。そして、イエスに従うとは、十字架の道、神のみわざの道を選び続けることである。神は、十字架を負う者たちを通して、世界を変え続けてくださっている。

礼拝ご案内・行事予定(2015.4)

礼拝はキリスト教会の最も大切な行事です。私たちのいのちの糧である聖書の言葉が、わかりやすく語られます。讃美歌を歌い、祈ります。 神さまを讃え、救いにあずかった感謝を表します。

◎ 主日礼拝 (毎週日曜日)
第1礼拝 :AM 9:00 ~ 10:15
第2礼拝 :AM10:45 ~ 12:00
第3礼拝 :PM 7:00 ~ 8:00
○成人科プログラム (毎週日曜日)
AM9:30 ~ 10:15
楽しい聖書の学び    1階集会室にて
お話は毎回完結します。いつでもお入りください。
5日(日) 第1聖日 イースター感謝礼拝
「恵みの再発見」
1ペトロ1章17~21節
合同記念会
「いつまでも主と共に」
1テサロニケ4章13~18節

 「主イエスの復活」
マタイ28:1~10
鎌野 健一
12日(日) 第2聖日 礼拝
「理不尽な戦闘準備」
ヨシュア5:1~12、エフェソ6:10~13
「共におられるとの約束」
マタイ28:16~30
増永  茂
19日(日) 第3聖日 伝道礼拝
「御言葉に生きる」
ルカ8章4~15節
祈りと証し
26日(日) 第4聖日 聖会礼拝
「恵みの仕組み」
ヨハネ1章41~42節
ギデオンの精鋭」
士師6:7~16
大塚 章信

 祈祷会   恵みの分かち合い (毎週水曜日)   AM 10:30 ~12:00、PM  7:00 ~  8:30

祈祷会は毎日の家庭の祈りに加えてクリスチャンが心を合わせて神に問い、神と語る集会です。キリスト教にとって、祈りは「ご利益の祈願」や「瞑想」ではありません。 神さまのみこころが私たち世界に満ちることを願い、さらに救われたことを、神さまに感謝するものです。

4月行事予定

5日  (第1聖日)イースター感謝礼拝 4月誕生者祝福 洗礼式  CSイースター合同礼拝
召天者合同記念会
12日(第2聖日)礼拝 聖餐式 奉仕者任命式 教師研修会① 役員会 エノク会例会
青年会おたのしみ
19日(第3聖日)礼拝 壮年会例会
26日(第4聖日)伝道礼拝 Happy Sheep

5月行事予定

3日(第1聖日)礼拝 聖餐式 5月誕生者祝福
10日(第2聖日)母の日礼拝 銀婚式  役員会
17日(第3聖日)礼拝
24日(第4聖日)ペンテコステ感謝礼拝  ハーベストアワー
31日(第5聖日)礼拝