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2013年5月19日

聖霊の導きに従って(2013.5.19)

宣教題  : 「聖霊の導きに従って」   宣教:   川原﨑 晃 牧師
聖    書  : 使徒言行録21章1~6節  ガラテヤ5章25節
イースターから50日目にペンテコステがあり、一つ所に集まって祈る人々の上に約束の聖霊が下り、一人一人が聖霊に満たされました(使徒言行録2章1~4節)。その結果、彼らは力強い主の復活の証人となり、人々が主を信じるようになり、キリスト教会の誕生となったのです。その聖霊は、今も私たちを導いておられます。

1.聖霊の導きに従う確かさ  1節~5節b
ここには、パウロや主の弟子たちが、聖霊に導かれて歩む様子が描かれています。聖霊に促がされてエルサレムに向うパウロは(使徒言行録20章22~24節)、ミレトスから長い距離の船旅をしてティルスに到着しました。そこに住んでいた主の弟子たちは、聖霊に動かされて、パウロに迫害が待ち受けていると思われるエルサレム行きを繰り返し反対しました。しかし、結果は、聖霊がパウロを導いておられることを重んじて、その導きに従ったのでした。
私たちにとっても、自分の決意や意志に集中して歩むのではなく、聖霊に導かれて歩むことが確かな生活です(ガラテヤ5章25節)。その聖霊の導きを喜びとし、それに従って行くならば、神の永遠の約束の地につながる道となるからです。

2.聖霊の導きに従う秘訣  5節c~6節
主の弟子たちが、パウロへの聖霊の導きを、どうして自分たちの導きと受け取ることができたのでしょうか。それは、共にひざまずいて祈ったからで、お互いに主の臨在の前におのれを捨てて、謙り、聖霊の確かな導きに従ったからでした。
この背景には、父なる神の御心に従ってエルサレムに向われ(ルカ9章51節)、ゲツセマネでひざまずいて祈られた主イエス(同22章41節)と同じ信仰で生きたパウロの姿があります。
聖霊の導きに従う秘訣は、ひざまずいて神を礼拝し、祈るところにあります。そこに、キリスト教会の一致と、赦しと、和解と、平和があるのです。