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2011年1月1日

いま、共にいます主(2011.1.1)

宣教題  : 「いま、共にいます主」   宣教:   川原﨑 晃  牧師
聖    書  : 使徒言行録18章9節~10節
神が聖書を通して私たちに語っておられることは、「あなたは恐れるな」、「あなたを愛している」、「あなたと共にいる」と要約できるでしょう。新年の朝に、「わたしがあなたと共にいる」と語る聖書のメッセ-ジを聴き、その恵みにあずかる年としていきましょう。

1.ここに救いがある
主イエス・キリストはいま、どこにおられるのでしょう。このお方は、私たちの救いのために、十字架に死んで復活され、その後昇天され神の右に座しておられます。神の右におられるということは、そのことによって常に私たちと共にいてくださるということです(マタイ28章20節)。
キリストが共におられるとの信仰は、それを自覚して生きることです。それは、聖書に登場する聖徒たちが、神に対して常に願い求めていたことでした。そのひとりダビデは、この世における最高の生き方を「わたしは絶えず主に相対しています。主は右にいまし、わたしは揺らぐことがない」(詩編16編8節)と言い表しています。私たちは、主の臨在が救いである(使徒言行録2章24~25節)ことを自覚した信仰の歩みをしたいものです。

2.ここに勝利がある
人は、ありもしない迷信からくる恐れ、人の顔や評価への恐れ、良心の呵責や罪からくる恐れ、死への恐れを持っています。また、教会の歩みにおいても、様々な恐れを経験します。主の臨在を自覚する歩みは、そうした恐れを乗り越えさせてくださる豊かなものです。
そのためには、常に臨在してくださる主イエス・キリストを、寝ても覚めても四六時中信頼し、いかなる時でも主を仰ぐことです。過去に対してはキリストの血潮を、現在に対しては主の不断の臨在を、将来に対しては主の約束の御言葉を信頼していくところに勝利があります。