宣教題 : 「起きよ、光を放て」 宣教: 川原﨑 晃 牧師
聖 書 : イザヤ 59章21節~60章3節
私たちは、イエス・キリストの救いの恵みに対して、いつも信仰によって応答していくことが求められています。それは、「起きよ、光を放て」と立ち上がらせていだくことであり、まことの光であるキリストをこの世に持ち運ぶ者に造り変えていただくことです。
1.光である主に引き寄せられている
主なる神は、罪ゆえに神の恵みを受けられないでいる者に対して(59章1~2節)、執り成し、燃えるような情熱をもって、ご自身の方から救いの手を差し伸べられました(59章16~17節)。ここに、初臨のキリストが預言されています。また、全世界を支配される栄光の輝きをもって「贖う者」として来られます(59章18~20節)。ここに、再臨のキリストが預言されています(60章19~20節)。
私たちは、自ら輝くことはできませんが、主に引き寄せられ、主の栄光に照らされて輝く者となるならば(60章1~2節)、他者もその感化を受けて光なる主に引き寄せられていくのです(60章3節)。闇の中から起き上がり、主なる神の光を放つ者となりましょう。
2.御言葉の光に照らされ続けている
主なる神は、人が持っている力によってではなく、神の霊が伴う神の御言葉の力によって、ご自身の光を放ち続けられます。そのためには、人は自らの不信仰と不従順の罪を悔い改めることが大切です(59章20~21節)。
いつの時代であっても、聖霊が働かれるところには、御言葉が語られ、それが聴かれ、その実が結ばれていきます。御言葉に聴従しているならば、そこには聖霊が働いておられるのです。
神の子とされた私たちは、御言葉の光に照らされ続けて、「起きよ、光を放て」との主なる神の招きに、信仰による応答をしていきましょう。