題 : 「聖霊の働き」 宣教: 川原﨑 晃 牧師
聖書 : 使徒言行録 2章22節~36節
使徒言行録」で語られていることは、「聖霊言行録」と呼ぶほうがふさわしい内容です。私たちがキリストの証人となり、教会の働きが生き生きと前進していくために、聖霊はどのように働かれるのでしょうか。
1.聖霊は降られるお方である 1章8節
永遠から永遠までおられる聖霊は、五旬節の日になって、人々の上に特別に臨まれました。主イエスが十字架で死なれ、その死から復活され、昇天されて神の右の座にお着きになった結果として、聖霊が注がれました。
聖霊が私たちに働かれるときに、私たちはキリストについて目が開かれます。そして、私たちを力強いキリストの証人にしてくださいます。また聖霊は、私たち自身の本当の姿を気づかせてくださいます。さらに、私たちの慰め主として、絶えず共にいてくださいます。
2.聖霊は見聞きできるお方である 2章33節
聖霊が見聞きできるとは、私たちが真に聖霊に満たされるならば、私たちを通して聖霊が働いておられることを他の人が認めることができるということです。
一人の人が造り変えられて、主の惠みを持ち運んで他の人を生かすことができるのは、聖霊によらなければできません。人が集まり組織を作っても、聖霊によって神のいのちが注がれなければ、生き生きとして神の栄光を現す教会とはなりえません。
私たちの家族が、友人が、同僚が、聖霊を見聞きできるキリスト者また教会とさせていただきたいものです。
3.聖霊は従う者に与えられる 5章32節
神は、ご自分に従う者に聖霊を与えてくださいます。そのためには、神に従おうと願うことです。人は神に従えないというよりも、従いたいと思っていないところに問題があります。さらに、条件をつけないで、一切において神に従うことを告白し、自分を主なる神に明け渡すことです。そして、具体的に神に従うことです。
私たち一人ひとり、このような意味でペンテコステを経験しているか吟味しましょう。